アンフォラのつぼ

花鳥風月の写真とクラシック音楽(特に小澤征爾)を追いかけています。

天城山 第2日

2012年5月27日(日)
 
間があいてしまいましたが、天城山の2日目のリポートです。
天城荘から二階滝まで送迎していただき、バスを待ちます。
ここで注意。
二階滝の大きなバス停留所は、あくまで修善寺方面のもので、八丁池口に向かうバスはその上の道筋にありました。駐車場から階段を上って踊り子歩道に入らなくてはいけません。
あぶないところでした。
八丁池は天城山中にある池で、下から歩いて行くとなかなか遠いのですが、午前中に2本だけ、小さなバスが八丁池口という池まで1時間のところまではいってくれます。
一般車は入れないので、最短ルートはこのバスになります。
 
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ということで、二階滝口からバスに乗車。
 
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ついたところは、バス停としては八丁池口。看板には昭和の森と書かれていました。
昭和天皇行幸された場所だそうです。
 
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八丁池までの林道沿いは、素晴らしい森が広がっています。写真のようなブナやヒメシャラなど、姿の良い樹がたくさん。
 
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展望台からの八丁池です。緑深いきれいな森に囲まれた神秘的な池です。
 
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地元の方によると、かつてはここでアイススケートを楽しんだこともあるそう。
 
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ルートには、たくさんこの花が咲いていました。ホソバテンナンショウです。
 
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天城縦走路はこのような美しい森の道。標高差はほとんどなく、尾根より少し下の道を進みます。道が不明瞭なところもあり、森がきれいなので思わず違うところに入って行きそうになりますが、標識やテープはしっかりしています。
 
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小岳近くの「ヘビブナ」です。
 
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小岳から万三郎岳へ向かう道筋は、jこのルート最大の名所とも言える、美しいブナ林が見られます。新緑のブナ林はため息をつくような美しさです。
 
ここから登り返すと、天城山周回路にたどり着きます。
ここからは登山客の多いルートです。
ほどなく最高峰万三郎岳山頂です。
 
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人がいっぱいの山頂は、写真だけでスルー。
 
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山頂から万次郎岳の間は、アマギシャクナゲが咲き誇っていました。今回の目的の花です。
 
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足元にはオトメアオイが咲いていました。アマギカンアオイ科と思いましたが、アマギはタマノカンアオイの仲間なので、花の腑に木がまるで違います。
 
下山は伊豆高原ゴルフ場です。
バスがそれほど多くないため、時間を気にしながら急ぎます。
 
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ということで、1600頃に下山。
6時間30分、ほとんどある気どお市の天城縦走でした。
 
周回路周辺は、アップダウンの激しい新しい火山と言った雰囲気ですが、八丁池の間ノ縦走路は、本当にたおやかで、森の美しい最高のハイキングコースでした。
それほど多くの人が歩くコースではないのですが、バスをうまく利用するととても良いコースなので、これはおすすめです。