三春滝桜
日本三大桜の一つに数えられており、その中でも樹の勢いが最も盛んな樹だと言われているそう。地元の福島県にある桜だけに、これまでも折に触れてこの桜の花姿、葉姿、枯姿を見てきました。
もっとも小さいころの思い出は、もう亡くなった祖父と一緒に、細い田舎道を通ってこの桜を見に来た時のことです。その頃は周辺の道も2車線の道はなく、少し開けた窪地の畑の中に、悠然とこの桜が満開に花を咲かせていました。それほど人も多くなく、子どもながらに桜のパワーに圧倒されたことを覚えています。
その後、周辺の道路も整備され、周りも公園風になってきたことにより、視界が広がったからなのか、今では桜の大きさがぐっと小さくなった気がします。
年々花見客も増えているようで、路上駐車するのに困るようになり、さらには駐車場に入れることすら難しくなり、今は高速道路のインターから数ｋｍを進むのに3時間もかかったなどということになっているようです。素晴らしい花に出会うのも大変ですね。
この写真は朝6時過ぎのものですが、あと数台で駐車場が満車になるところでした！
