アンフォラのつぼ

花鳥風月の写真とクラシック音楽(特に小澤征爾)を追いかけています。

シェーンブルン宮殿と庭園群【オーストリア】

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文化遺産シェーンブルン宮殿と庭園群
登録名:Palace and Gardens of Schönbrunn
登録年:1996年


マリア・テレジア・イエローと呼ばれる美しい黄色の外壁が目立つ
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↓2階部分が皇帝が居住した区域。庭園からは大広間へと続く階段がある
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↓庭園(この時は雪で真っ白)とネプチューンの噴水。丘の上にはグロリエッテと呼ばれる建物がある
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【概要】
ウィーンの西の郊外に位置し、ハプスブルグの夏の離宮として建てられた。ヴェルサイユ宮殿を模して造られたともいわれる。フランス革命時の王妃マリー・アントワネットの母であり、ハプスブルグ王朝の最盛期を作り女帝と呼ばれたマリア・テレジアの時代に完成。きらびやかな広間や皇帝一家が生活した居室などを見学できる。
広大な庭園には世界最古の動物園や日本庭園などがある。

旅行記
2010年1月21日
天候はあいにくの雪。ウィーン中心部のカールスプラッツから地下鉄で約20分。郊外とはいうもののずいぶん近い気がしました。離宮ってもう少し遠いほうが楽しいのでは・・・。
朝一番の観光客は日本人ツアー2組だけ。オフシーズンでしかも雪なので、相当静かに観光できるとは思ったものの、ここまでとは。聞こえてくるのは日本語のみという不思議な体験。欧米の方はもう少し行動がゆっくりなようで。
40室の部屋を回るグランドツアーのチケットを購入。すべての部屋の解説が書かれた日本語のパンフレットがもらえ、それを頼りに見学。
それほど外観は豪華と言うほどではないものの、中の豪華さは相当なもの。やはり圧巻は大広間。ここではケネディフルシチョフの会談も行われたとか(ツアーのガイドさんノコメントの盗み聞きです。すみません)。
各部屋に工芸品のようなストーブが据えられていましたが、今回のような天気の日に訪れるとその大事さは通関できます。
庭園は美しい花壇が幾何学模様に配されている写真が有名なものの、すべては白銀の雪の下ではどうしようもない。今回は庭園散策はあきらめました。