アンフォラのつぼ

花鳥風月の写真とクラシック音楽(特に小澤征爾)を追いかけています。

待望のコンサート

本日は決選の日でした。
サイトウキネンフェスティバルのチケット発売日です!
イメージ 1
サイトウキネンフェスティバル2009(長野県松本文化会館
 
今年のサイトウキネンは、何といっても、食道がんで休養していた小澤征爾さんの
復活コンサートでもあります。
チケット争奪戦が激しくなること必至の状況です。
 
今回の小澤さんが指揮をする演目を見ると、
ベルリオ-ズ:幻想交響曲
というそうそうたる名曲が並んでいます。
 
実は、この曲たちは、小澤さんを追いかけている私なりの
強い思いがあるものばかりが並んでいるのです。
(音楽的な話ではありません。あくまで個人的なものです)
 
小澤征爾さんが、若いころからこれぞという演奏会で演目に選んでいる
得意中の得意という曲です。
2007年のサイトウキネンフェスティバルでも演奏されました。
このチケット、持ってました。
持っていたんです。
しかし、聞くことができませんでした。
それは、台風により、すべての交通機関が閉ざされてしまい、
松本へ向かうことができなくなってしまったのです。
仕方ないので、六本木ヒルズのスクリーンでの観賞だったのですが、
もちろん台風。
音楽どころではありませんでした。
というわけで、悲願の幻想なのです。
 
ブラームス交響曲第1番は、
サイトウキネンオーケストラ草創期に良く演奏されていたもので、
私が初めて購入した小澤征爾さんのCDがこれでした。
美しい旋律と演奏に圧倒された記憶があります。
その後新日本フィルでの演奏の機会があり、チケットを購入したのですが、
小澤さんが降板。
ここでもニアミスで聞くことができなかったのです。
 
そんな勝手な思いが募っていた今日の発売。
昨日から田舎の協力も得ながら戦略を立てて、臨みました。
小澤指揮のコンサートに関しては、あっという間の戦闘時間でしたが、
なんとか行きたいと思っていた4公演、すべてをゲットすることができました。
 
年を追うごとに 、本当に熾烈になっていくのがよくわかります。
なにはともあれ、今年の大イベントについては、安心して見ることができそうです。
台風対策を万全にして、今回こそ、幻の(?)名曲を観賞しようと思います!!!