アンフォラのつぼ

花鳥風月の写真とクラシック音楽(特に小澤征爾)を追いかけています。

山野草に山菜に・・・

2010年のゴールデンウィークは、山野草探索、ついでに山菜採り三昧でした。
福島県いわき市に帰省し、周辺の山野を花を探して歩き回りました。
 
5月2日は恒例の只見町への花めぐりへと出かけました。
毎年5月3日前後に只見町を訪れ、多雪地の植物を観察しています。
なんとなく定点、定時観測みたいになっていて、毎年春の進み方がこんなにも違うのかと驚かされます。
今年は例年よりもずっと春が遅く、只見町では桜はまだ咲いていませんでした。
年によっては咲き終わっていたりもするので、年によって3週間くらいのずれがあるようです。
例年見に行っているポイントでは、コシノコバイモやショウジョウバカマがまだ出ていません。カタクリ群生地もまだ咲いていないとのことでした。
楽しみにしていた直売所のコゴミも、今年はまだとのことで、がっかりしてしまいましたが、その代り、フキノトウがそこらじゅうの土手や畦にいっぱい出ていたので、少しだけ山菜採りを楽しみました。
さらに、場所によってはフクジュソウカタクリの競演など、すばらしい雪国の春を堪能することができました。
 
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只見町の田んぼです。こんなにフキノトウの緑が映える景色も久しぶりです。まだ雪が解けたばかりらしく、横に寝てしまっているフキノトウもありました。
 
イメージ 2
只見町のある渓谷では、フクジュソウカタクリが一緒に咲いています。今回は、キクザキイチゲキバナノアマナなども咲いており、まさに花園です。
 
イメージ 3
いろいろなところですこしずつとったフキノトウでしたが、結局こんなにいっぱいになっていました。天ぷらパーティを楽しみました。
 
GW後半は、周辺の渓谷を中心に、着生ランやら、ユリ科の植物やらを撮影しました。そのついでにワラビも採ってきましたが、今年は一気に温かくなったせいか、背の高い草地のワラビの成長がとてもよく、驚くようなワラビがいっぱい採れました。
 
イメージ 4
ほんの20分くらいの収穫です。
 
ちなみに、天気も良かったせいか、山菜採りの人でもすごいものでした。それでもこれだけあるのですから、山の恵みはすごいものですね。
 
 
さてさて、いっぱい採ってきた写真を、順に植物リストへとアップしなければ!!