5月2日は恒例の只見町への花めぐりへと出かけました。
毎年5月3日前後に只見町を訪れ、多雪地の植物を観察しています。
なんとなく定点、定時観測みたいになっていて、毎年春の進み方がこんなにも違うのかと驚かされます。
今年は例年よりもずっと春が遅く、只見町では桜はまだ咲いていませんでした。
年によっては咲き終わっていたりもするので、年によって3週間くらいのずれがあるようです。
例年見に行っているポイントでは、コシノコバイモや
ショウジョウバカマがまだ出ていません。
カタクリ群生地もまだ咲いていないとのことでした。
楽しみにしていた直売所のコゴミも、今年はまだとのことで、がっかりしてしまいましたが、その代り、
フキノトウがそこらじゅうの土手や畦にいっぱい出ていたので、少しだけ山菜採りを楽しみました。
さらに、場所によっては
フクジュソウ、
カタクリの競演など、すばらしい雪国の春を堪能することができました。
只見町の田んぼです。こんなに
フキノトウの緑が映える景色も久しぶりです。まだ雪が解けたばかりらしく、横に寝てしまっている
フキノトウもありました。
いろいろなところですこしずつとった
フキノトウでしたが、結局こんなにいっぱいになっていました。天ぷらパーティを楽しみました。
GW後半は、周辺の渓谷を中心に、着生ランやら、
ユリ科の植物やらを撮影しました。そのついでにワラビも採ってきましたが、今年は一気に温かくなったせいか、背の高い草地のワラビの成長がとてもよく、驚くようなワラビがいっぱい採れました。
ほんの20分くらいの収穫です。
ちなみに、天気も良かったせいか、山菜採りの人でもすごいものでした。それでもこれだけあるのですから、山の恵みはすごいものですね。
さてさて、いっぱい採ってきた写真を、順に植物リストへとアップしなければ!!