スミレ（菫）

科名：スミレ科スミレ属

学名：Viola mandshurica

草丈：10～20㎝

2007年4月30日　新潟県南魚沼市

スミレとは大工道具の「墨入れ」からきた言葉だそうだで、特徴ある顔立ちの花を咲かせる春を代表する野草。正式和名が「スミレ」というこの種は、すみれ色の花と、長い葉が特徴。

和名と属名、科名が一致しているため、いろいろと紛らわしい。専門家の方が、学名から「マンジュリカ」とかおっしゃっていたのを聞いたことがある。「タダノスミレ（ただのスミレ」という呼称も、一部で定着している？

ちなみに専門家の方によれば、カタカナで「スミレ」はこの和名のすみれのことで、「すみれ」はスミレ属全体をさすものとして分けると便利だという。うう・・スミレすみれ菫。

2007年4月30日　新潟県南魚沼市

結構大きな株となっているものが、田んぼのあぜ道に何気なく群れ咲いていた。思わず車を急停車させた。太平洋岸ではあんまり大きな株を見ない気がするが、あるところにはあるのかな？

2006年5月27日　新潟県十日町市

偶然会社の書庫で見かけた、いがりまさしさんの『日本のすみれ』でハマって以来、すみれの面白さは尽きない。色の濃いものやら薄いものやら、雑種やら品種やら、危ない世界が待っている・・・。

アンフォラのつぼ