キリガミネスミレ(霧ヶ峰菫)
科名:スミレ科スミレ属
学名:Viola mandshurica×v.patrinii
草丈:10~15cm
スミレと
シロスミレの交雑種。
霧ヶ峰で発見されたことからこの名がついた。ある程度標高の高いの草原ではどちらのすみれも生育することができ、交雑種が生まれたのだそうだ。
すみれの交雑種は様々で、地名がつけられているものも多く、花好きとしては魅惑的だが、なにしろ見分け方が難しい。なかでもキリガミネスミレは、葉の形がどちらも似ていて、両親が白と紫だからこの色というのは、シンプルでわかりやすい。品の良いこの姿は、個人的にすみれの中では特に気に入っている。