ヤシャビシャク【スグリ科】
ヤシャビシャク(夜叉柄杓)
学名:Ribes ambiguun Maxim
別名:テンノウメテンバイ
草丈:30~70㎝
ブナなどの大木に着生する落葉小低木。大木自体が少なくなっていることもあって、絶滅危惧種のひとつとされている。高いところに生えていることが多いため、なかなか目にする機会がない。なかなか古風でしゃれた名前だが、それも高いところに生えていることから、夜叉の仕業を連想させたとかいう説もあるそうだ。
たまたま渓谷沿いの道を走っているときに、着生ランでもないかと双眼鏡を向けていてこの植物に気づいた。双眼鏡でもしっかりと葉観察できなかったが、写真でよく見ると花が咲いていた。下向きの花だが、やはり目立たない。近くで見るとどんな花なのだろう、どうやって増える花なのだろうと、いろいろと謎がわきおこる花だ。
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