アンフォラのつぼ

花鳥風月の写真とクラシック音楽(特に小澤征爾)を追いかけています。

フィリピンのバロック様式教会群【フィリピン】

イメージ 1文化遺産フィリピンのバロック様式教会群
登録名:Baroque Churches of the Philippines
登録年:1993年
 
 
【概要】
フィリピンに残る4つの教会は、スペイン統治下にあった16世紀に建てられたもので、バロック様式で作られたもの。ルソン島では、首都マニラにあるフィリピン最古の教会とされるサン・アグスチン教会の他、北部のパオアイ、中部西海岸のサンタ・マリアの3か所、バナイ島ではイロイロという町にある。
 
マニラ サン・アグスチン教会
イメージ 3
フィリピンの首都、マニラにあるサン・アグスチン教会。フィリピン最古の教会と言われる
 
イメージ 4
美しいサン・アグスチン教会の内部。天井はだまし絵になっている。実際の堂内は写真よりもやや暗め
 
イメージ 5
サン・アグスチン教会の中庭。かつての修道院の跡のような遺構が残っていた
 
 
パオアイ サン・アグスチン教会
イメージ 6
ルソン島北部のパオアイにあるサン・アグスチン教会。重厚なファサードとどっしりとした鐘楼が印象的
 
イメージ 7
パオアイのサン・アグスチン教会の内部はバシリカ式。一部破損している部分もあるようだ
 
イメージ 8
教会の側面には、建物をささえるしっかりとした構造物がある
 
 
サンタ・マリア アスンシオン教会
イメージ 9
サンタ・マリアにあるアスンシオン教会。石段を上った丘の上にある
 
イメージ 10
アスンシオン教会の側面はがっしりとした造りとなっており、八角形の鐘楼が立っている
 
イメージ 2
アスンシオン教会の内部はきれいに補修されている
 
 
旅行記
2006年9月15~16日
マニラの1日観光の中で、サン・アグスチン教会を組み込んだ。ツアーメンバーの現地の知人の案内ということで、車に乗って好きなところに行けるのが楽しい。サン・アグスチン教会は、外観の印象と違い、意外と大きい。
夕方にマニラ空港へと向かい、ルソン島北部のラワグへと飛ぶ。ここでは、事前に手配していたドライバーたちと合流。ラワグで1泊したのち、パオアイへと向かう。ここは近いので、すぐに到着し、まずは名所ともなっているマルコス前大統領の廟へ。この町の出身ということで崇敬されていた前大統領の遺体は、ガラスの棺に納められている。サ・アグスチン教会は、要塞のような造り。中野はそう状況は、他のものよりもひどいようだ。
西海岸を南下し、もうひとつの世界遺産であるビガンの町を過ぎ、サンタ・マリアへ。石段を上った丘の上に、アスンシオン教会があった。反対側の石畳の道はジャングルへと続いていて、とてもいい雰囲気。
そこからバギオへと向かい、1泊し、次の世界遺産であるコルディリェーラへ向かった。