ネモトンシャクナゲ（根本石楠花）

学名：Rhododendron brachycarpum var.nemotoanum

樹高：1～3ｍ

ハクサンシャクナゲの変種で、雄しべが花弁化したもの。ハクサンシャクナゲと同じように分布はしているようだが、数はかなり少ない。福島県の吾妻連峰で発見され、福島県の花となっている。

私の故郷は福島県なので、この花には強い思い入れがあった。「福島県民の歌」にも

～しゃくなげにおう　山並みに・・・～

と歌い出しから登場している。

ハクサンシャクナゲの群生の中で、ひとつひとつ花をチェックして探し、見つけ出せたときは本当にうれしかった。県内では吾妻連峰のほかに安達太良山にもあるそうだ。

アンフォラのつぼ