椿の島伊豆大島 その2

2011年2月12日（土）

 

朝になると、雨はやんでいました。

三原山に出発です。

 

ところが、山腹を登っていくにつれ、周りは雪景色となっていきます。

昨日の雨が、山ではかなりの雪だったようです。

 

とうとう途中で車が斜面を上がらなくなってしまいました。

そこで、登山を諦め、町へと戻ることにしました。

常春の山で雪で撤退というなかなかない状況ですが、名誉の撤退です。

 

満開の椿も、急な雪に驚いています。

 

昨日、今日朝から油を搾るとの話を聞いていたので、高田製油所を再訪。

蒸す、搾るの行程を見学します。

 

下からセリ上がることで、中央にある袋に入った椿を圧迫し、あふれ出た油が下に流れ落ちます。

なめさせてもらいましたが、ほのかに甘く、軽い油の味です。

 

搾った油を精製して、最終的にこのように、手作業でボトルに詰めます。量産できないものだということが、よくわかります。

 

その後、御神火焼酎の醸造元へ見学に行きました。芝生を使った、「椿城」なる建物が、直売所となっていました。てっぺんの椿は、花を付けるそうです。

 

こんな風に伊豆大島の産業見学をし、午前中は終了。昼食を元町でおいしくいただき、くるみやの温泉で体を温め、竹芝行きのジェットドイルで帰京しました。

目的の三原山には振られましたが、再訪の楽しみが残る伊豆大島でした。