アンフォラのつぼ

花鳥風月の写真とクラシック音楽(特に小澤征爾)を追いかけています。

奇跡の夜から1年

あの奇跡のニューヨークライヴと称された、
小澤征爾指揮サイトウキネンオーケストラのニューヨーク公演から1年になりました。
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いまだにあの興奮と、あのすばらしい演奏は忘れることはできません。
一瞬の音楽というものが、ここまで心に刻み込まれるほどのコンサートに巡り合えた幸せを感じています。
 
今年1年は、小澤さんの腰痛による水戸室内管弦楽団定期演奏会の中止から始まりました。
あの奇跡の夜が、腰を悪化させることになりました。
夏にはスイスでの若手指導から始まり、奥志賀高原でのコンサート、そしてサイトウキネンでのオペラ公演と、新たな復活に向かう流れを見ることができましたが、サイトウキネンでは2公演と中国公演を休むという事態も新聞などで報じられました。
 
来年はフルコンサートへの復活として、水戸室内管弦楽団のコンサート、そして音楽塾の蝶々夫人ベルリンフィルとのチャイコフスキーと、これまでよりも緩やかな間隔でコンサート予定が続きます。
体力の回復を少しずつ成し遂げていただき、これからもずっと伝説の名演を聴かせてほしいと思いながら、1年を振り返ってみました。
 
それにしても、あのNYは寒かった・・・・・。