アンフォラのつぼ

花鳥風月の写真とクラシック音楽(特に小澤征爾)を追いかけています。

二子山でちょっとした岩登り

2012年6月30日(土)
 
秩父からさらに奥、群馬県境の寸前まで車を勧めると、石灰岩の山々がいいくつか峰を連ねている。
そのうちの一つが二子山。
秩父周辺には複数の二子山があるので紛らわしいが、最も奥にある二子山と言ってよいと思う。
 
志賀坂峠に向かって299号線をひたすら走ると、山を登りきる手前で、民宿登人がぽつんと立っている。
その先を右手に入った林道沿いに、二子山の登山口がある。
坂本登山口は林道に入ったすぐのところだが、さらに林道を進むと、登りをカットできる短縮登山口がある。
 
二子山は名前の通り2つの峰からなり、東岳、西岳と呼ばれている。
その鞍部は股峠と言い、北側の登山口から5分ほどで到着できる。
 
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登山口近くには、駐車スペースが。
何組か山に入っているようだ。
断崖絶壁の山なので、クライマーも訪れるとか。
 
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この登山口が最も標高の高い所にある楽々登山口。
入り口のカウンターを押して出発する。
 
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あっと言う間に股峠。
右に行くと西岳だが、今回は東岳を目指す。。
 
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こういう言葉に気を引き締めて出発。
 
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樹林帯ながら、いきなりと岩をよじ登るようなルートが始まる。
 
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向かい側に見えたニ氏だけには、人がたくさんへばりついている。
おそらくあれが上級者コースなのだろう。
 
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危ないところも何とか越えて、東岳の稜線へと出る。
恐竜の背中のような凄い道。
 
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岩にはイワキンバイ、イワシモツケなどが咲いていて、きれい。
 
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ここ以外ごくわずかにしか生息していない、絶滅危惧種キバナコウリンカ。
意外に結構な数生えていた。
 
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東岳の山頂からの西岳。
右手の樹林帯を巻いていく一般コースもあるそう。
 
それでも、お目当ての花もたくさん見られたし、移動に随分時間がかかることが分かったので、西岳は中止。
股峠に戻って、帰りました。
写真を取りながら進んで1時間ほどの登り。
下りはもう少し早めに戻れる。
今度リベンジしなくては!