アンフォラのつぼ

花鳥風月の写真とクラシック音楽(特に小澤征爾)を追いかけています。

秩父夜祭 宵宮

ずいぶん時間が経ってしまいましたが、先週の12月2日に、秩父夜祭の宵宮(前夜祭)に行ってきました。
いつも気になっていた秩父夜祭
日程が固定名ために、いつも土日とは限りません。
しかも平日ですらかなりこむという話も聞いていましたので、どうしようか思っていたのですが、
ちょうど日曜日に宵宮がおこなれることに気付き、前夜なら少しは空いているだろうと行ってきました。

13時頃に板橋を出発。
西武秩父線に沿って秩父へ向かう国道299線で向かおうと決め、高速道路を鶴ヶ島で降り、高麗川沿いのくねくね道を一路秩父へ。
沿道の紅葉がとてもきれいでした。

夜祭中は、駐車場が指定されています。宵宮の2日は2つの小学校だそうで、南側の市立南小学校の行程を目指しました。
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わりと空いていました。
当日とはずいぶん違うようです。
日曜と言うこともあってかなり覚悟をしてきたのですが、拍子抜けです。
武甲山がきれいに眺められました。

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西武秩父駅の駅前には、出店が並んでいました。
ただし、外は滅法寒い!

花畑駅近くの市役所のところにある「御旅所」。
ここが夜祭のメイン会場です。
ここに秩父神社の神様と武甲山の神様がやってきて逢い引きをするとか。

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亀の子石の上に大幣が立てられるとのこと。
近くを何度も歩いていたが、こんなものがあったとは知らなかった。

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市役所の上の踏切に続く団子坂。
ここを屋台が上るのが祭のハイライトだそうです。

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町のいたるところに町ごとの会所ができていた。
ここは東町の神輿が置かれていた。

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まだ時間があったので、秩父神社にお参りと思ったら、並んでいたのでちょっと省略。

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屋台曳き回しの行われる大通りには、屋台のろうそくに火がつけられて準備万端整っていた。
こちらは本町の屋台。

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本町の屋台は達磨の幕が張られていて、曳き手の背にも「達磨」の文字が。

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中町の屋台には恵比寿の幕。

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上町の屋台には鯉の滝登りの幕。

この夜に出るのはこの3基の屋台。そおれぞれ細かい意匠が凝らされていた。

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6時過ぎに弾き回しが始まった。
「わっしょい」の声で曳き手が曳くと、ぎしっと音を立てて屋台が以外にもするりと動いていく。
曳き手には女性が多かったのも印象的。
人出がすごくなるかと思いきや、割合動きがとれるほど。
屋台をおいかけて歩いても、動いて行ける。
宵宮のひと本祭の日はずいぶんと人出が違うよう。
むしろ地元のお祭りと言う感じが、とても好ましかった。

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この日は屋台の擦れ違いが実もの。
少しずつ向きを変え、すれ違う。
すれ違いの際には乗っている人たちがそれぞれに掛け声をあげる。
なかなか勇壮。

写真には撮らなかったが、この日も翌日ほどではないが花火が上がり、冬の寒い中で見る花火もなかなか。

写真で見るときれいなお祭りなんだが、何しろ寒い。
寒い。
寒さ対策がこのお祭りのポイントだと思います。
次は有料桟敷で本祭を見たいなあ。