大雪山の旅 第2日

2010年8月1日

 

今日は北海道地方を寒冷前線が通過するということで、雨の予報。

なので、観光＆少しだけ山歩きということにしました。

 

層雲峡温泉を出発して、まずは、銀河・流星の滝へ。立派で見ごたえのある滝です。

まだ雨はそれほど降り出していないので、

大雪高原温泉に向かいます。

 

高原温泉までの道は、14ｋｍものダートが続きます。

道ではキタキツネに出会いました。

人に慣れているのか、逃げずにこちらを観察していました。

 

高原温泉には、ヒグマ情報センターがあります。

池めぐりコースはヒグマの生息地。

そのため、登山者の安全確保と情報発信のために作られている施設だそうで、

係の方が常駐し、さらにコースにも監視員が出ています。

 

センターには目撃情報などがプロットされた地図があります。

今日の目撃情報までありました。

今日は左回りコースで、高原沼までと制限されていました。

 

池めぐりというには、なかなかハードなコースです。

高原温泉で借りた長靴がとても役立ちました。

 

右回りコースは閉鎖されていました。

 

1時間ほど歩くと、池が現れます。

紅葉シーズンには素晴らしい美しさになるそうで、

その時には一般車の通行規制などがあるとか。

ここら辺から雨が強くなり始めました。

お目当ての貴重なタニマスミレを発見できたので、

戻ることにしました。

 

今夜の宿は大雪高原山荘です。

周辺には、ここでしか見ることができないタイセツヒナオトギリの自生地や、泥火山があります。

何せ雨なので、早めに風呂に入り、ぐったり過ごすことに。

 

熊の口から出るかけ流し温泉は、白濁していてとても気持ちが良い温泉です。

外には露天風呂もあります。

秘湯の山旅ならではの醍醐味です。

 

明日は、大雪山の小泉岳へと登って、そのまま帰京です。