エンビセンノウ【ナデシコ科】
エンビセンノウ(燕尾仙翁)
科名:ナデシコ科センノウ属
学名:Lychnis wilfordii
草丈:40~80㎝
2007年8月26日 長野県
深く切れ込んだ花弁が燕の尾に似ていることから名づけられた花です。センノウと言えば、山野で秋の初めに良く目を引くフシグロセンノウがありますが、ずいぶんと印象が違う花です。かなり貴重な花で、限られたところでしか見ることができません。
この花の自生地は、少し人の手が入った高原の森の中で、周辺にはアサマフウロなどの花が咲き、美しい花野となっています。貴重とはいえ、ランなどと違い盗掘されることはあまりなさそうで、むしろ環境の変化が最も脅威かもしれません。
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