2010-10-24 石見銀山めぐり 旅行記 #旅行 2010年10月18日(月) 今日からは仕事のための旅です。 石見銀山を歩いてきました。 まずは世界遺産エリアではなく、石見国一の宮の物部神社へ。蘇我、物部の物部氏の氏神だそうで、彼らはこの地方で製錬などを行っていた古代豪族だったという話もあるようです。ここもなかなかすがすがしいところです。 そして石見銀山へ。世界遺産センターに車を置き、バスで集落へ移動。さらに、貸自転車を借りて坂道を登ること30分弱。ようやく銀山の目玉、龍源寺間歩へ。間歩とは坑道のことだそうです。 江戸時代の人一人入るのがやっとの坑道。ノミの跡がのこっています。 山神様のお社は、石段も苔蒸して、いかにも兵どもが夢の跡です。 下ってきた大森地区は、鉱山の町として発展したところ。今も町並みが残り、国の伝統的建造物群保存地区に指定されています。もちろんこの町も世界遺産のエリアです。とてもノスタルジックな良い町でした。 銀山から下って温泉津へとやってきました。銀山が繁栄していたころは、この天然の入江に造られた港を使って銀河世界へと運ばれていたところで、ここも関連遺産として世界遺産の登録エリアとなっています。 温泉津温泉の元湯泉薬湯という共同浴場です。とても雰囲気もお湯も良く、古いまちなみに立っているだけで、実に絵になる建物です。一風呂浴びてきました。