ハマベノギク【キク科】
ハマベノギク（浜辺野菊）
科名：キク科シオン属
学名：Aster arenarius
草丈：20～40cｍ
草丈：20～40cｍ
本州（富山県より西）と九州の日本海側に分布し、砂浜に生える野菊。砂浜では這うように生えるようだが、岩場などでは茎を立てて生育しているところもあるようだ。結構大きめの花は5ｃｍほどで、秋のこの時期では、海岸植物の中では最も目立つ花かもしれない。
初めて鳥取砂丘を訪れた。ジオパークセンターの展示に、海沿いのずっと奥の方でハマベノギクが咲き始めたとの情報があり、初めて知った植物名に心躍らせて向かったが、距離はそれほどでもないのだが、砂丘というところの歩きにくさをすっかり計算に入れていなかった。花を見つけるまでにへとへとになり、写真も少しぞんざいになってしまった。さらに戻るのにもへとへと・・・。山登りとは違う疲労とともに、思い出に残る花となった。
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