アンフォラのつぼ

花鳥風月の写真とクラシック音楽(特に小澤征爾)を追いかけています。

忘年山行 高尾山へ

2010年12月25日(土)
 
NYの写真の整理がなかなかつかないので、近況の報告を優先します。
クリスマス当日、私たちの山グループの忘年山行を敢行しました。
場所はやっぱり「高尾山」です。
この時期はシモバシラも見られるので、シモバシラを見ながら山頂へ向かい、下山して忘年会という行程を立てました。
いろいろとハプニングがあり、結果山に登ったのは6名、山を下る時には8名という不思議なことになりました(笑)
 
今回のルートは、高尾山北口から日影バス停までバスで移動し、日影沢林道を登ります。営林署の建物の先から奥高尾の稜線に出る道へと進み、稜線へ。そこから高尾山頂へ向かい、1号路でケーブルカー駅まで歩き、2号路から直接高尾山口まで下る道を下山しました。
 
イメージ 1
霞台からの展望です。
ここからの眺めはいつもはそう変わりませんが、今回ばかりは驚きました。
新宿のビル群の奥に、東京スカイツリーが見えるようになりました。
写真だと中央やや右寄りの最も高い塔がそれです。
こんな大きな風景に変化があるというのがびっくりです。
 
14時くらいには下山し、このごろ良く行くお蕎麦屋さんで忘年会となりました。
年齢の離れた不思議なグループですが、なかなか楽しく飲み食いしてお開きとなりました。
 
 
今回見た植物たちです。
 
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ミヤマフユイチゴバラ科) 日影沢林道のコース上にずいぶんたくさん実がなっていました。少しだけ試食してみましたが、なかなかおいしいものです。
 
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シモバシラ(シソ科) この時期の高尾山を代表する植物です。今回は暖かかったせいで、一丁大羅付近にこのくらいのものが見られましたが、高尾山山頂付近ではほとんどできていませんでした。
 
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横に広がってできているシモバシラの氷の花です。上に伸びているものは今回は見られませんでした。
 
イメージ 5
シモバシラの氷の花のアップです。美しい筋模様が付いています。繊細な砂糖菓子のような造りです。
 
イメージ 6
植物が作る小宇宙です。渦巻銀河のような造形にびっくりです。キジョラかなにかの実に付いた綿毛だと思います。ずいぶんたくさん地面に落ちていましたが、木に付いているものは見つけられませんでした。