アンフォラのつぼ

花鳥風月の写真とクラシック音楽(特に小澤征爾)を追いかけています。

富山・新潟の旅

2011年5月1日(日)~3日(火)
 
私の祖父は富山の出身で、その後いわきに住むことになったのですが、
今でも富山の祖父の生家には、叔父が暮らしています。
久しぶりにそこを訪れようと、佐渡から直接富山へ向かいました。
滞在は越中大門駅からそう遠くない、きれいなところです。
 
1日は、高岡のお祭りと言うことで、市内観光からスタートです。
 
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前田利長公の墓所です。
この方が、高岡の繁栄の礎を作った人のようです。
 
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国宝の建築が並ぶ瑞龍寺です。禅宗の古くからの建築様式を遺しているそうです。
ボランティアの解説の方がいてくれたので、とても楽しめました。
 
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高岡大仏です。少し小顔な印象?
 
 
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高岡御車山祭の模様です。国の有形、無形の民俗文化財に指定されているものです。
7基の絢爛豪華な装飾やからくり人形が乗っている山車が大勢の人によって曳かれていきます。
 
その後、氷見まで移動し、親戚一同で宴会を催したため、今日はここまでです。
 
 
翌2日は、新潟までの移動の間に、一宮などを見学しました。
 
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越中一宮のひとつであり、岩峅寺にある雄山神社の前立社壇です。
 
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さらに奥に入り、アルペンルートの入り口近くの芦峅寺集落にある雄山神社中宮祈願殿です。
この周辺の人たちが、かつての立山詣での案内人を務めていて、新田次郎の『剣岳点の記』にも登場します。
映画のロケ地にもなったということでした。
この隣にある立山博物館で、剱岳山頂で発見された、奈良時代の杓丈と剣を見ました。
 
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さらに海へと移動して、滑川のほたるいかミュージアムへ。ここでは発光するホタルイカを見学できます。
 
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さらに北陸道で北上し、上越市内へ。
ここで越後一の宮である居多神社へお参り。
新しい社殿でした。
 
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この夜は一気にいわきへは帰らず、三条にある越後長野温泉の一軒宿嵐渓荘に宿泊。
あこがれの秘湯でしたが、大変満足でした。
 
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翌日は、買い物などをしながらいわきへと帰りました。
こちらは、三条の道の駅で売っていたカタクリ。あくがなく美味しいそうです。
ひと束購入。
 
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燕三条駅の近くの地場産業センターに初めて行ってみましたが、食器や調理器具がたくさん並んでおり、なかなか見ごたえ買いごたえのある施設でした。
お鍋をひとつ購入してきました。
 
その後、磐越道に乗っていわきへ。原発問題などがあるため、道路が空いているかと思いきや、意外に走っていました。いわきの方も多かったようで、息抜きの遠出をされている人も多いのでしょう。
 
毎年この時期に、新潟只見方面に旅していますが、今回はあまり植物には出合えませんでした。
時間がなかったことと、案外春が進んでいなかったことが原因です。
毎年見ていると、年による季節の進み方の違いが分かって楽しいですね。
今年はどこで例年どおりに追い付くのでしょう。花あるきをしながら、そこらへんも探ってみようと思います。