アンフォラのつぼ

花鳥風月の写真とクラシック音楽(特に小澤征爾)を追いかけています。

礼文島・利尻島花めぐり②

2011年7月9日(土)
 
礼文島知床で一泊した朝は、なんとか雨も上がっていました。
朝食後、香深のターミナル近くでレンタカーを借り、島内観光へと向かいます。
 
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礼文島最北端の岬、スコトン岬です。
ここでは、シロサマニヨボギなどの花も見られました。
 
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途中で見た愛とロマンの8時間コースの看板です。
これはさすがに歩く気にはなりませんが、やっぱり名物コースなので、気になります。
 
 
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レブナツモリソウ自生地がすでに閉鎖されていましたので、高山植物園でアツモリソウを見ました。
イメージとしてはもう少し黄色いような気がしていたのですが・・・。
これだとシロバナアツモリソウみたいですね。
 
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ルート沿いにあった金環日食観測記念碑。1948年の戦後すぐの時期に、ここに日米の観測者が集まったということです。
来年5月は東京で金環日食なので、気分が少しだけ盛り上がります。
 
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続いて、西海岸の元地港へ。そこから名所の地蔵岩を眺めます。
屹立する巨岩をお地蔵さんに見立てたのでしょうか。
夕日の名所だそうです。
 
 
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国指定天然記念物の桃岩です。
昨日歩いたお花畑は、この向こう側にあたります。
元地からは、この地質学的な素晴らしさを見ることができます。
この岩自体は、溶岩円頂丘(溶岩ドーム)が地中にできたものだそうで、その断面が見られます。
放射状節理と中央の柱状節理を上から見たようなものがセットになり、玉ねぎの断面のような構造をしています。なかなか興味深い代物です。
 
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午前中の観光を終え、香深港から、利尻の鴛泊港行きのフェリーに乗船です。
 
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名物の桃岩荘ユースホステルのお見送りです。
歌ったり、「いってらっしゃ~い」、「また来てね~」の大声援が続きました。
 
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利尻島が近づいてきました。
40分のフェリーの旅です。
 
泊港では、今晩から厄介になるペンションレラ・モシリの方が迎えに来ていましたので、
まずはペンションへ。
そこはレンタカーもやっているので、
そこで車を借りて、島内一周に向かいました。
 
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まずは鴛泊から近い、姫沼。一周しましたが、残念ながらめぼしい花はありませんでした。
 
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こちらはお泊まりの反対側、鬼脇近くのオタドマリ沼です。
利尻富士が美しい姿を見せてくれました。
明日登ると思うと・・・ぶるる・・・。
 
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南浜湿原です。
カキツバタツルコケモモなど、いくつかの花を見ることができました。
 
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利尻空港付近から見た利尻山の雄姿です。
またもや登る気が萎えてしまいました(笑)
 
そんなこんなで一周し、レラ・モシリの温泉を味わい、明日の英気を養いました。
 
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夕飯はこんな感じです。
こんぶ焼酎もなかなかおいしかった。
ご飯はウニの釜めしでした。
 
明日は利尻山登山です。
4時出発とのことなので、21時には就寝です。