アンフォラのつぼ

花鳥風月の写真とクラシック音楽(特に小澤征爾)を追いかけています。

古代都市アレッポ【シリア・アラブ共和国】

登録名:Ancient City of Aleppo
登録年:1986年
 
 
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【概要】
現在のシリア第二の都市であり、世界最古の都市のひとつ。交通の要衝として古くから栄えており、紀元前2400年ごろにはすでに首都として栄えていたという。
現在も残る、中東最大とも言われるスークや、3000年の歴史を誇るアレッポ城など、町のいたるところに歴史的建造物が多く、かなり初期からイスラム化されてきた土地ではあるが、キリスト教地区も現在まで残されている、文化の融合した都市となっている。
 
 
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スークの西の入り口、アンタキヤ門。門はまっすぐには入れないよう、中で直角に折れ曲がる構造になっている。
 
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早朝のスーク。密閉されたこの空間に、シルクロードを感じる。
 
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スークの絨毯エリア。ここで1枚買ってきた。
 
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昼ごろの生活用j品スーク。人でごった返している。
 
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スークを出たところから見たアレッポ城。かなり高い丘がでーんと現れる。
 
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丘への唯一の入り口はこの橋。堀は現在工事中のよう。
 
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アレッポ城の石橋から見た正面。
 
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アレッポ城の門の中にある彫刻。かなり古いものだそうだ。
 
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アレッポ城の中には、モスクや宮殿跡が並んでいる。
 
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モスクから見たアレッポ城内。左奥に小さな劇場跡がある。
 
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町の中にあるキャラバンサライ、ハーン・アル・ワジル。家畜と人が一緒に過ごせるように工夫されている、中央アジア一帯にあるスタイルの宿泊施設。なかでもかなり規模が大きい。
 
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ジャミア・ザカリーエ(大モスク)。ダマスカスのウマイヤドモスク同様かなり初期に建てられたモスクで、715年というのは、世界最古のモスクのひとつ。現在の多くのモスクのモデルとなった建物。元々はキリスト教の聖堂があったとされる。
 
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モスクは生活の場なので、市民は自由に出入りする。異教徒の観光客は、北口からの出入りとなる。女性はかぶり物を借りてはいらなくてはならない。
 
 
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キリスト教地区の代表的な建物、マロニテ大聖堂。ここはカトリック
 
 
 
旅行記
2010年6月2日 シリア旅行第5日