アンフォラのつぼ

花鳥風月の写真とクラシック音楽(特に小澤征爾)を追いかけています。

奈良市内の古寺を訪ねる

1年前の奈良の旅行記をアップしています。
 
 
2011年3月7日(月)
 
お水取りの感動から1夜明けて、奈良市内の世界遺産の登録物件を巡ります。
まずは、国宝の十二神将像が有名な新薬師寺へ。
 
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奈良時代に建てられたシンプルな建物の中に、素晴らしい仏像の至宝が安置されています。
朝一の静かな空気の中、仏像との対話の時間をゆっくりと持つことができました。
 
つづいて西の京へと移動し、唐招提寺へ。
 
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前回来た時は金堂の大修理の最中で、覆いが外れた姿を見るのは、修理前の高校の修学旅行以来です。
重厚で温かみのあるこのお寺は大好きです。
 
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奈良時代の質素さと美しさを持つ講堂。
金堂とともに、中に安置されている仏像もとても美しいので、あせらずゆっくりと時間を過ごしたい寺です。
 
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開山御廟(鑑真のお墓)。
寺の奥、御影堂のさらに奥にありました。
 
続いて平城宮跡に向かいました。
以前に来た時は朱雀門が復元されているだけでしたが、2010年の平城遷都1300年にあわせて、大極殿が復元されました。
 
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なんと本日おお休みということで、中に妃あは入れませんでしたが、建物はしっかりと見ることができました。
広大な平城宮跡にあるため、あまり大きな印象がありませんでした。
 
平城宮跡から近い寺ということで、次には海龍王寺に向かいました。
女性的で美しい十一面観音像と、国宝の五重小塔が良く知られています。
 
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こちらが4mほどの五重小塔です。
建物の中に安置されていました。
 
さらに、海龍王寺から近い法華寺へ。
 
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法華寺も、美しい観音様を見ることができました。
 
そして、2日目のお水取りを見るため、再度東大寺へ。
昨日は見学をしていなかったので、一回りしてみました。
 
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まずは南大門。
鹿がお出迎え。
 
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そして大仏殿へ。
 
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やっぱり大きい!
 
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そして国宝の大仏様。
 
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こちらは戒壇院。中にはこれまた逸品の四天王像があります。
 
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国宝の鐘楼。
ここを通って目的地の二月堂へ。
 
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そして、二月堂と、その手前にある若狭井です。
この井戸でお水を汲むのが、お水取りです。
今日も二月堂下の社の裏に陣取りました。
やはり火の粉が降ってくるギリギリの場所にいたかったので、結局同じ場所になってしまいました。
 
2回目のお水取りについては、次回書くことにします。