アンフォラのつぼ

花鳥風月の写真とクラシック音楽(特に小澤征爾)を追いかけています。

秩父セツブンソウ再訪

2012年3月10日(土)
 
2週間前にほとんど咲いていなかったセツブンソウ、どうしてもシーズン初めにはきちんと見ておきたかったので、再訪しました。
 
西武秩父駅前からレンタカーでまずは秩父市の山奥へ。
何しろ予定では雨がやむはずがやまないので、道の駅を巡ったりしながら時間をつぶし、小雨になるタイミングを待ちました。
 
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セツブンソウに行きつく前に、道端のフキの新芽、いわゆるフキノトウを発見。
集落の中のものなので、これは採取せず、写真だけ。
 
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そして、石灰岩地を好むという在来種のイヌノフグリを発見。
あまりにも小さい花で、踏まれそうな所に咲いていました。
 
なかなかやまない雨の中、セツブンソウ自生地へ。
2週間前とは違い、遠目からも白く花が咲いているのが見えました。
 
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場所によってはピークを過ぎているようですが、まだ咲き始めの場所もあり、撮影するのに迷うほどです。
 
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配色といい雰囲気といい、やっぱり好きな花です。
雨で萼が少しだけ透明がかっていました。
 
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7姉妹?。なんとなく女の子に例えたくなってしまう、やさしい花です。実際の女の子がやさしいのかどうかは別ですが。
 
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萼片の多い八重咲きの花です。
 
じっくりと撮影して自生地を後にしました。
まだ時間があったので、小鹿野町両神にあるにセツブンソウ自生地にも行ってみました。
 
こちらは柵があるため、あまり近づけないのですが、数はやはりいっぱいあります。
 
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斜度のきついところには生えないようで、ムラのある生え方です。
この自生地はあと1週間ぐらいすると、もっと花が多くなりそうです。
 
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マンサクの花もさいていました。
 
今回は、昨年にも行ったお蕎麦屋さん、石橋庵に行きました。
 
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田園の中にある雰囲気の良い場所です。
 
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卵とじかけそば800円を注文。
ふわふわの卵がおいしいです。
もちろんおそばも。
 
レンタカーを駅前に返したあと、秩父市内を歩いて武甲酒造へ。
秩父神社の門前のレトロな町並みには、洋館や古い商店が残り、なかなか良いウォーキングコースです。
 
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ここでお酒を購入。春限定のものです。
楽しみ。
 
すぐ近くにあったパン屋さんで、手作りのコッペパンも購入。
テレビにも出るお店だとか。
 
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ジャムバターにしてもらいました。
ぬってもらうパンも、地元のパン屋さん以来何年ぶりだろう。
 
このパンと、帰りがけにお肉屋さんで上げてもらったハムカツを手に、帰りのレッドアローで宴会となりました。
 
天気には恵まれなかったですが、花も町も楽しい早春の秩父でした。