アンフォラのつぼ

花鳥風月の写真とクラシック音楽(特に小澤征爾)を追いかけています。

済州島の旅 【第4日】済州市内と統一展望台

2012年4月16日(月)
 
済州島最終日。
足の筋肉痛がピークの中、まずは済州の東門市場へ。
 
海産物や農産物がいっぱいに並べられています。
 
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朝一番なので、いろいろ新鮮なものが並んでいるようです。
 
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こんな狭いところにもバイクが・・・。
 
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済州島はみかんの産地。いろいろな種類のミカンが売っていますが、どれもとてもおいしい。
 
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こちらも名物の黒豚・・・だと思われます。
なんども・・・・・。
 
その後、済州市街に残っている朝鮮王朝時代の建物へ。
 
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観徳亭という建物で、かつての軍隊の練兵場のようなところだったようです。隣には、役所の跡が復元されています。左端には古いトルハルバンが。
 
そして済州国際空港へ。
 
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空港からハルラ山が今回の旅で一番くっきりと見えました。
雄大な山です。
済州市街からは年間90日くらいしか見えないそうですが、今回は3日間とも見えていました。
 
済州島から一旦ソウルへ。
しかも仁川ではなく金浦空港
かつてのソウルの玄関口で、今も国内線の大半が発着する飛行場です。
済州-金浦はひっきりなしに出ているようでした。
 
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こちらが金浦空港。結構古い空港でした。
 
ここから仁川空港に乗り換えるのですが、時間があるので、北朝鮮との国境付近にある烏頭山統一展望台に向かいました。
 
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ここは軍事境界線とは違い、一般の韓国人が北朝鮮を眺め、離散家族や先祖を思う、そういう場所なのだそうです。
 
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建物の3階、4階には外を眺められるホールがあり、特に4階では外国人用で、日本語での解説をビデオで流せるようになっています。
 
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屋上では双眼鏡があって、対岸の北朝鮮を見ることができます。
 
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目の前の川はイムジン河、左手には漢江が流れ込んでいて、川が合流する地点にこの展望台があります。
対岸の北朝鮮との間は3kmほど。
燃料不足のため、木がほとんど見られないのが特徴です。
集落が見えていますが、韓国側を意識した宣伝村と呼ばれる集落だそうで、4階建ての住宅などがあるそうです。ただし、数年で崩壊してしまったものもあるとか。
川をひとつ隔てただけのこの違いに、現在進行形の歴史の重みを感じさせられます。
特に、出発日に弾道ミサイルを飛ばしたばかりというのも、タイムリーでした。
 
統一展望台を後にして、一路仁川島へ。
 
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ちょうど干潮時で、海がずいぶん干上がっていました。
アッケシソウの仲間が育つ干潟のようです。
 
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帰りのアシアナ航空です。
ちょうど2か月前にソウルに行ったときに乗った便と同じでした。
随分韓国づいているものです。
 
済州島で韓国最高峰に登山し、北朝鮮を眺める統一展望台、なかなか盛りだくさんの4日間の旅が終わりました。
食べ過ぎたようにも思っていましたが、体重は増えていませんでした、
これは何より。
 
それにしても済州島はいろいろ見どころの多い島です。
もう一回くらい行ってもいいかなという気がするところでした。
次はオルレウォーキングに挑戦か!