アンフォラのつぼ

花鳥風月の写真とクラシック音楽(特に小澤征爾)を追いかけています。

比叡山延暦寺東塔

2012年11月11日(日)

ケーブルカーから歩きだすと、まずは延暦寺の東塔。
根本中堂のある延暦寺全体の中心地。
紅葉している樹木が多く、秋の美しい寺院の写真が撮れた。

まずは、根本中堂に向かう。
面白いことに、東塔の本堂である根本中堂は、谷間のようなところにあり、周りから石段を下りていく。

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回廊が周りを取り囲み、中が容易にはうかがい知れない。
まだ開門時間前だったので、周辺を散策。

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根本中堂の向かいは文殊楼への石段。赤、オレンジ、黄色に色づいた木々が美しく、何人かのカメラマンが構えていた。

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石段にも赤い葉が降り積もっている。

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振り返ると根本中堂の大きな建物が見える。
開門したようなので、まずは中へと入る。
写真撮影は禁止。
不滅の法灯がともされ、舞台装置のような巨大な須弥壇のある内陣と中陣の間に深い谷のような空間があり、おごそかな雰囲気で満ちていた。
団体さんに案内しているお坊さんのお話を伺い、穏やかな気持ちになってお堂を出た。

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石段を登ったところにある文殊楼は、総門に当たる建物だそう。中には文殊菩薩像がある。

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伝教大師が自ら彫ったという大黒天をまつる大黒堂

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万拝堂

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根本中堂の巨大な石碑を彩る紅葉

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大講堂。
ここを参拝しているあたりから、とうとう雨が降り出してしまった。
傘をさして歩き始める。

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天台宗の僧侶が受戒をする道場である戒壇

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法華総持院への石段。見えているのは阿弥陀堂

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阿弥陀堂と法華総持院東塔。

比叡山ハイキングのハイカーと思われる人たちがいた。
ここで写経をする予定だったようだ。
なかなか面白い企画。

東塔はここまでで、雨がひどくなる中、西塔へ向かって歩く。
当初はバスでと思っていたが、まだ動き出していなかったので、せっかくなので歩いてみることに。
東海自然歩道でもあるため、道はしっかりしていて、信仰の道である雰囲気も漂う。
それらについてはまた次回。