アンフォラのつぼ

花鳥風月の写真とクラシック音楽(特に小澤征爾)を追いかけています。

広東省世界遺産弾丸旅行【その7】

さて、ようやく丹霞山のラストです。
長くなってしまいすみません。

長老峰の肩から下山を開始したのは15:10.
広場にはいろいろな行き先を書いた看板があります。

陰元石には山頂を向いて左手の方に下りていくと、一気に崖を下り院元石へと西端ルートで向かうことができます。
ただし、右手から行っても、お寺を経由してほとんど同じところに出てくるようなので、見どころとしてはそちらのコースの方が面白そうです。
今回はそこまで考えが至らず、最短ルートで向かいました。
お寺を見られなかったのが返す返す残念です。

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こちらが左側の直行ルートの看板です。
この看板が大きいもので、こちらを選んでしまった次第。

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崖を一目散に降りていくので、もちろn展望は良好です。よくこんなところに階段をつけたものです。

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上から小石が崩れてきそうではらはらします。
急ぎ足で下るにはなかなかの階段でした。

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礫岩が間にはさまって面白い模様を作りだしています。

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ここが下りてきたところです。左側の岩が右の長老峰の岩塊から割れて離れたところを浸食されてできた細い通路だと思います。
「一線天」と言う名がついていますが、面白い名前です。
確かにこの下にいると、空が線のように見えます。
この10mくらい先に、お寺を経由して下りて来た道があります。
つまりどちらから行ってもほぼ同じところに出てくるということですね。
このまままっすぐ行くと、内山門という出口。
折り返して左手前に行くと陰元石です。

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15分ほどで一気に下りてきたので、足が棒のようになり、そして完全なシャリばてに陥っていた私は、ここで買ったジュースに救われました。
糖分と言うのは重要なものですね。

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一線天からやや下り気味に進んでいくと、写真の丁字路にでます。
ここを右に行くと翔龍湖の渡し船乗り場に向かう道で、左に行くと陰元石です。
陰元石の先を進み、ぐるっと湖を回ることもできるようですが、
日帰りのルートであれば、ここから陰元石に行き、戻って渡し船に行くのが良いと思います。

ここからはやや登り気味の道を進むと陰元石につきます。
陽元石とは違い、丹霞山の山域の真っただ中、奥山の雰囲気にありました。
山頂から歩きづめで40分ほどでした。

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こちらが陰元石。
あんまり大きな写真で掲載するようなものではないのですが。
陽元石のまあ女性版ですよね。
一応この山域の3つ目のロマンティックストーンということで、記念写真を撮る台まで用意してありました。
でも、なんとなくみんな無言・・・。

陰元石のところには売店もありました。
結構な人が訪れるようですね。

さて、道を戻り、さきほどの丁字路を直進。
一線天の方に戻ってまっすぐ内山門まで歩くことができるのですが、
一線天まで登り返さなくてはならないので、くったくたの体ではちょっと無理ということで船を使うことにしました。

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こんな奇岩もそろそろ見おさめ。
丁字路からはそれほどの起伏もなく500mもないくらいで湖に出ます。

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渡し船は乗船時間5分ほどで20元でした。
なかなかの景色です。

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狭まったところには、東屋と橋がかかっています。

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内山門側の渡し船乗り場からは、こんな風景が。

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ここから見えているのはたぶん長老峰ではないかと思います。
そのすぐ下に建物が見えています。
たぶんこれがお寺なのではないかと。
右下に岩肌がはがれたようなところがあるのが見えるでしょうか。
こちらがさっき通った一線天だと思います。

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ここから門まではゆっくり歩いても10分ほどの平らな道。

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こちらが内山門の出入り口です。

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そこから歩いてこの門をくぐったところが、バス乗り場になります。
このバス乗り場から入り口まで一気に戻ります。
これも10分ほどで着いてしまいます。

そして来るときに通った門をくぐり、粋に降車したところでバスを待ちます。

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バス停よりも少し先に、このような建物がありました。
その名も中華性文化博物館。
今回は行く時間がありませんでしたが、どうも秘宝館の方なところのようです。
自然にできた陽元石、陰元石。
そういったあたりから、安直にこういうものが立てられているんでしょうね。

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バスがきました。
右手の建物で切符を買います。
韶関駅行きと言われましたが、韶関東駅だったようです。
帰りの直通はないのかな?

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ちょうど1時間で韶関東駅に到着。
写真の駅舎の右手にこのバスは停車します。
そこから韶関駅へは写真に見えているバスターミナルから22番のバスに乗ります。

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バスが停車したところからバスターミナルを見ると、こんな感じです。
右手が駅舎、左手が大通りとなっています。
22番バスは一番左側のバス停から出ていました。

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バスがきました。
結構混んでましたが、韶関駅の終点まで行く人はそんなに多くないようです。
滅多に行く機会のないだろう韶関の中心部を通ることができて、なかなか面白いルートでした。
30分ほどで韶関駅に到着です。

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暗くなり始めていました。
チケット売り場は写真に写ってませんが、左側。
乗車は正面から入って2階が待合室です。

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朝のうちに買っておいた切符。
実は18:30ごろには駅に着いてしまったので、
1時間以上の待ちになりました。
ちなみに、乗車変更はできるそうなのですが、窓口が並んでいたので、間に合いませんでした。

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待合室です。

乗り込んだ新幹線は行きと同様300km以上ですっ飛ばし、1時間で広州南駅へ。
そこから地下鉄に乗り継いでホテルに帰ったのは23時。
長~い1日でした。

あまりにも疲れたので、夕飯はコンビニ。

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中国のお弁当もなかなかおいしかったですよ。

丹霞山の最後にタイムスケジュールだけ書き込んでおきます。
ちょっと急いでいたので参考にならないかもれませんが。

7:32 広州南駅発(新幹線)
8:25 韶関駅着
9:16 韶関駅発(バス)
10:45 丹霞山着
 バスの乗り違いなどがあり、30分ほどロス
11:30 陽元山エリア入り口
11:50 陽元石展望台
12:15 双乳石
12:35 陽元山山頂
13:20 下山
13:45 陽元山エリア入り口
 バスの乗り違いなどがあり、ここでも20分ほどロス
14:20 中天門(バス+ロープウェイ)
14:40 ロープウェイ山頂駅
15:05 長老峰
15:40 陰元石
16:00 渡船乗り場
16:20 内山門バス乗り場
16:40 丹霞山出口(バス)
17:35 韶関東駅(バス)
18:35 韶関駅
19:52 韶関駅発(新幹線)
21:08 広州南駅着


さて、次回から翌日の開平日帰り旅行になります。