アンフォラのつぼ

花鳥風月の写真とクラシック音楽(特に小澤征爾)を追いかけています。

広東省世界遺産弾丸旅行【その6】

いつまで丹霞山にいるんだと言われそうですが、
あと2回お付き合いください。

今回は長老峰エリアです。
丹霞山の人気エリアの陽元山エリアから、無料バスに乗って長老峰エリアの入り口、中山門へと移動します。
無料バスの運行形態が良くわからなかったのですが、たぶん陽元山のバス停から一番奥の老山門までいくこともできるようです。
今回は中山門まで行き、そこで乗り換えになりました。

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こちらか中山門です。
内側からみたところです。
本来であればここでもチケットチェックがあるのでしょうが、なぜか人がいませんでした。

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中山門を入ると、目の前に看板と右手にバス停があります。
ここから先のバスに乗り換えます。
目の前に見えているのは長老峰の大きな岩壁です。

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終点の老天門まで行かず、ロープウェイで下車することにしました。
14:30をまわっていたので、登る時間を短縮するためです。

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こちらのロープウェイは40元。
なぜか4連で運転しています。

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登るにつれて、錦江の美しい景観と丹霞山の山並みが広がります。

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かなりの急勾配を登っていくため、大岩壁の迫力がすさまじいです。
どんどんと角度が変わり近づいていきます。

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目を断崖の下に転じると、足元に中山門、その奥に陽元山エリアへの橋が見えています。

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ロープウェイを降りると陽元山と同じように幅の細い台地になっています。
陽元山に比べてはその幅はかなり大きく、おそらく100m以上はあるのではないかと思います。
ルート図を確認します。
左手へ行くと、突端の展望台。
こちらは時間がないので割愛します。
右手に向かうと、最高峰の長老峰になります。
正面には韶音台という展望台で、そこから南側の断崖に沿って長老峰に向かうことができます。
南側の眺望はこのコース以外では山頂でしか見ることができないため、
今回はこのコースをとることとしました。

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ロープウェイの駅からまずは南の韶音台に向かうボードウォークを進みます。

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韶音台からの眺望。
丹霞山の典型的な赤い岩肌の奇岩が並んでいます。
右橋にはろうそく岩が見えています。
壮観です。
ちなみに、暑い・・・。

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韶音台にはこんな建物がありました。

ここから少し道を戻って、左手に曲がり、
南側の岩壁に沿って進みます。

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山の上なのに水が出ていた龍王泉を過ぎ、
片鱗岩という不思議な地形もありました。

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貯水池みたいなものが作られていました。
さすがに人工的なものだと思いますが。
水は天水でしょうか。

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途中から何か所か奇岩を眺められる場所があります。少しずつ角度が変わり、なかなか楽しい道です。
少しのアップダウンはありますが、ゆっくり歩けば全く気にならない程度かと。
私は空腹と時間を気にして急いでいたために、くったくた・・・。
久しぶりにシャリばてを体感していたのでした。
今写真を見ている分にはいいんですけどね。

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途中にはこんな茶店もありますが、春節休み明けのオフシーズンで、全然人がいません。

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ろうそく岩が良く見えるポイントにきました。
日の当たり方でまたイメージが違います。

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雪岩という大きな岩には祭壇がありました。

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そしてたどり着いたここが長老峰の肩にあたるところです。
ビジターセンターのような建物もありました。
ここから目の前の階段が二手に分かれていて、周遊コースとなります。
ただ、混雑していないせいか、特にどちら周りでという指示がなかったので、
右から歩きだすことにしました。
右側の道は少し巻いて登る道で、左側の道が直登のようです。

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登る途中で錦江が見渡せました。
奥に見えるのは陽元山です。
右奥の集落が陽元山エリアの入り口です。

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陽元山をアップしました。
奥から2番目(2枚目?)の山です。
右上に展望台、そして山のすぐ隣に陽元石、そして、グリーンのベルトのように岩に斜めになっている線が登山道です。
さっきあそこを登ったのかと思うと、より疲労が増してきて・・・はあはあ。

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長老峰の山頂には観日亭という展望台がありました。
ここからは雲海や日の出、日の入りが美しいそうです。
ようやくここで丹霞山の最高地点と言うことになります。
ロープウェイを降りてから30分。
ゆっくり見ても45分くらいで着くと思います。
距離は2kmほどです。

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長老峰からの眺めです。
雄大です。

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向こうにさきほどいた韶音台が見えました。
本当に崖っぷちなのね~。

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観日亭です。

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一気に下ると、さきほどの肩の広場に出ます。
ここから長老峰を下山し、最後の目的地院元石を目指します。

ということで、写真も多くなったので、
下山編は次回。

今回は長いなあ~。