アンフォラのつぼ

花鳥風月の写真とクラシック音楽(特に小澤征爾)を追いかけています。

広東省世界遺産弾丸旅行【その10】

世界文化遺産開平の集落めぐりの続きです。

馬降龍の望楼群を見学し、てくてくバス停まで戻ります。
今回もまた13番のバスで次の目的地「赤坎」へ向かいます。
こちらも一度行きに通っているので、だいたいのルートは分かります。

なんとなく古めかしい町並みが見えてきたら到着です。
ここは通常のバス停ではなく、小さなバスターミナルになっています。

着いたところから進行方向右手に向かうと、
ここはヨーロッパかな?と思うような街並みが現れます。
赤坎は世界文化遺産の登録エリアではないのですが、
どうも中国のひとにとってはこの町の方が有名なようで、バス路線も多いみたいでした。

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少しだけ埃っぽいので、なkとなく中国らしいのですが、こんな町並みがあるんですね。
道のカーブの感じも、中世のヨーロッパのようです。

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川沿いに出ると、このエリアの最も有名なランドスケープが現れます。

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お土産屋さんもたくさん並んでいました。

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2つの名門一族がこのエリアに2つの図書館を立てていて、こちらが関氏の建てたもの。
こちらの左手には、撮影のためのロケ地として整備されています。
こちらが人気のスポットのようだったのですが、時間がないので割愛。

さて、ここから次の世界遺産集落で、4つの集落のうち最も観光客の多い自力村に向かおうとしました。
バス停の窓口で聞いてみると、直接向かう路線はないとのこと。
実際来た道で考えると、一度大きな幹線道路に出てから、北に向かう支線に入らなくてはなりません。
そちらもバス通りではあるので、乗りかえれば何とかなりそうです。
ただし、なぜかターミナルの人たちは、「没有」しか言ってくれませんでした。
さてどうしよう、と思っていた処に、バイクタクシーが声をかけてきました。
渡りに船で、初めてのタンデムと相成りました。

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サイズの小さいヘルメットを渡されて、後ろに乗り込みます。
手をどこに回していいのかわからないので、肩をしっかりと抱いて出発です。
40kmを超えるスピードでかっ飛ばして、15分ほどで自力村に到着です。
いつもいるわけではなさそうですが、バイクタクシーは、今回の観光にはとても役立ちました。

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こちらが自力村の入り口です。
共通券で入場です。

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ボードウォークを進むと、広場に出ます。
ここから集落の入り口までカートがあるようですが、ゆっくりと歩いていくことにしました。

ということで、今回は短いですが、ここまで。
自力村はじっくりと次回に回したいと思います。