①マルタへ【マルタ・キプロス旅行記】
2015年10月30日(木)
今回は、マルタまでの飛行機ライフの話です。
面白い景色も見られましたが、事件も・・・。
エミレーツ航空を利用することにしました。
成田便は22:00の出発なので、会社に行ってからでも何とか駆けつけられるというメリットもあります。
とはいうものの、10月に取るべき休暇が1日有ったので、それを指定し、一日準備に当てました。
家人は会社へ、ムスメは保育園へ。思いがけず楽しい休日です!
家族の最終号は17:00、そして18:00に家を出発。
ここからが意外と大変でした。
東武東上線は何かのトラブルで途中でストップ、乗り換えた山手線もまたトラブルでストップ。
予定のスカイライナーには乗れず、アクセス特急でえっちらおっちら成田空港へ。
ついたのは20:30でした。
こうやって見ると、この日のドーハ便は時間変更されているので、ドバイ便がほぼ最終ということですね。
今回は航空券を手配したフレックスインターナショナル『さんに無理を言って、1月前にeチケットをもらっておきました。
何といっても子連れなので、座席をうまく確保したかったからです。
奏功してブロック最終列を並びで確保しておいたので、そこは安心。
バタバタと搭乗口へと向かいます。成田もこんなに広かったのかというほど歩かされました・・・。
ここからは私が大好きな空からの風景を中心に掲載します。
まずは都内の夜景です。
縦にしたから池袋、新宿、渋谷の光の塊が見えます。
これには大興奮。
こういうルートを夜に飛んだのは初めてでした。
その後富士山も見えていたのですが、さすがに真っ暗で写真は取れませんでした。
ドバイまでは12時間。
娘はちょうど夜だということもあり、小さな体で遊ゆと就寝。
こちらはこじんまりと居眠り程度・・・。
HEROを見られたのは収穫でしたが。
ドバイの空港はバスでの移動です。
半端でない距離です。
未明のドバイ国際空港。眠らない飛行場。
いろいろな民族衣装の人にムスメもびっくり。
ドバイでは、キプロス経由マルタ行の飛行機に乗り換えです。
乗り換え時間は3時間。
なんとなく椅子に座って100円ショップで買った迷路の本で遊びながら過ごしました。
飛行機はドバイの中心部をかすめました。
これって世界一高いタワーですよね?
名前は忘れたけど。
ちょっとコントラストあげてみたので、作りものみたいな色になってるけど。
ムスメは飛ぶ前からぐっすり。
ここでルートについておさらい。
この画面で見ての通り、実はドバイからキプロスはまっすぐ行けないんです。
もちろんこっちもまっすぐ行けよ!なんてことは言えませんね。
サウジアラビアからエジプトへ抜け、地中海を北上するという面白いルートです。
赤い色の砂漠を抜け、イスラエルとの国境近くをかすめていくと、水面が見えてきました。
紅海の2つの角のひとつ、アカバ湾です。
中東の重要拠点らしく、この写真ですら4か国が見渡せています。
で最奥部の半分はヨルダンで、写真の左手はエジプトです。
それは揉めるわな・・・
初めて見ましたが、これは大感動でした。
この砂漠のちに地中海との間の宇井の道を作るって、これはすごいことですよ。
細く見える青い水の筋を通って、家にあるものの何かは運ばれてるんだなと思うと感慨もひとしおです。
でも、うちの家族にはこの興奮は通じなかったようで・・・。
この後ナイル川に沿って北へと進路を変えたので、これはもしかしたらピラミッドが見えるかと期待したのですが、残念ながら逆サイドでした。
そう!
実はこの飛行のおそらく1時間ほど前、このシナイ半島上空でロシア機がISISの関連組織によるテロで墜落していたのです。
そんなことに気付くのは、丸1日ほど過ぎた後でしたが。
さすがにヒヤッとしました。
マルタに行く人は機内で1時間ほど待ちぼうけです。
政争の人が入ってきたりと、なかなかない光景です。
再度キプロスを飛び立ち、今度こそマルタへ。
見えてきたのは北キプロスの岬です。
分断されている島も空から見ればその境界はわかりませんでした。
ようやくマルタへ到着しました。
ゴゾ島上空からマルタ島上空へと高度を下げ、眼下に古都イムディーナの要塞が見えてきました。
小さい島だということが良くわかります。
雨上がりのマルタ空港です。
成田空港からの乗り継ぎを含めた飛行時間は23時間、
家からは27時間の長旅でしたが、上空からの素晴らしい眺めと映画で、結構楽しめました。.
ついてすぐにバレッタ観光を始めるのですが、それはまた次回にします。