アンフォラのつぼ

花鳥風月の写真とクラシック音楽(特に小澤征爾)を追いかけています。

⑥ゴゾ島その1【マルタ・キプロス旅行記】

2015年11月2日(月)

マルタ旅行で決して欠かせないのは、ゴゾ島への旅!
マルタはマルタ島、ゴゾ島、コミーノ島の3つが主な島で、コミーノ島はほとんど人が住んでいないので、ゴゾ島がマルタにとっては田舎という位置づけになっているよう。
とてものどかで良いところです。

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朝のヴァレッタは雨上がりでした。朝食後そそくさとバスターミナルへと向かいます。
これまでとちょっと違うなと思ったら、今日はウィークデーなんです。
城門に向かって歩きながら後ろを振り向くと、ヴァレッタの中心部に向かって通勤の人たちが流れていきます。観光都市、歴史都市でありつつ、首都なので、大統領府含めいろいろな役所もあるんでしょうね。

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ゴゾ島へはマルタ島最西部のチルケッワから船に乗ります。そこまではバスで1時間ほど揺られていきます。
バスの前には修道女が乗っていました。サウンドオブミュージックにはまっている娘は大興奮!

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マルタ中央部のモスタで、世界で三番目に大きいというモスタドームがそびえています。バスの車窓から見ることができました。入りたかったのですが、今回はいけませんでした。

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1時間ほどでチルケッワの港に到着です。バスを降りるとすぐにフェリーターミナル。みなそこに吸い込まれていきます。
中は観光客でごった返しておりました。ツアーの人たちは路線バスではないので、一気に朝から集まったようです。

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行列に並んでそのまま船へと思ったら、チケット売り場を通りかかったので、往復分を購入。
ツアーの人が多くて買う人がいなかったから、あぶなく忘れるところでした。
船の中はいっぱいの人。せっかくなの甲板に陣取ったのですが、西洋人はせこせこせずに、テーブルで談笑。

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甲板からは青空がいっぱい。

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地中海の青くて穏やかな海を進みます。

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ゴゾ島への航路はコミーノ島を右手に見ながら進みます。
騎士団時代の砦が良く目立ちます。

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ゴゾ島イムジャールの港が見えてきた。ゴゾ島の玄関口。

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フェリーターミナルの目の前からバスに乗り込んで、まずは中心地のヴィクトリアのバスターミナルへ向かう。
ヴィクトリアから今後は北部に向かうバスに乗り換えて、ジュガンディーヤへ。

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ジュガンディーヤは、これまたマルタを代表する古代遺跡ですが、バス停からだと見えないので、少し道を戻ります。
そしてわき道を逸れるとお土産屋さんが見えてきます。ただしここは出口。そこから少し歩いたところに入り口の建物があります。

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こんな馬車が走るようなのどかなところでした。

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世界遺産マークの付いたモダンな建物が、ジュガンディーヤ遺跡の入り口。
ちいさな博物館を通って、遊歩道を下っていくと遺跡があります。

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風かが進んでいるように見える遺跡ですが、巨大さは見事なもの。
このままだとまたテントに覆われる運命かもしれません。

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どういう人が出入りしたんでしょうね。

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中は円形の小部屋が左右に並びます。昔は屋根もあったそうで。本当に立派です。

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祭壇のような構造物。これは入り口から正面にあったもの。

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左右2つの入り口がありました。
今度は右側へ。

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右側の神殿は、正面ではなく奥の左の部屋にこういったすごい祭壇のような構造物がありました。

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高台にある遺跡からは、ゴゾ島の美しい田舎風景が眺められます。
大好きなA.J.クィネルのクリーシィ―シリーズに出てくる主人公の家は、このどこかの丘のてっぺんにあるはずです。
そして小説にかかれている通り、集落ごとにそぐわないほどの巨大な教会が立っています。
信心深い土地柄だとか。

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神殿を出て、近くの風車小屋に向かいます。ここは上まで上がることができます。
ただし羽は修理中だったようで、残念。

なかなかマルタの田舎は味があります。
お昼からは町、海と回りますが、それはまた次回。