雪国の春を探しに行ってきました
昨年に引き続き、長岡市の六万部山に雪割草(オオミスミソウ)の花を愛でに新潟まで遠征してきました。
予想外に緊急事態宣言が延長されてしまったので、完全車移動&ハイキング&日帰りの強行軍。
いつもの花メンバーで集合6時半。私が忘れ物をして少し遅れましたが、ほぼ定刻通りに集合。そして現地場で高速道路をかっ飛ばして、10時ごろには目的地付近へ。
途中加熱トンネルから先は、目的地の直前までしっかりと雪が積もっていましたが、海に近づと雪が消えました。でも風はなかなか冷たかったです。
早めの到着だったので、最寄りの妙法寺駅をチェック。味わい深い小駅です。
妙法寺の駐車場は、平日の朝とあって、まだ1台のみ。車を停めていざ出発。急登を一気に登ってまずは妙見山へ。
道の脇には雪割草、キクバオウレン、そしてコシノカンアオイが花を咲かせていました。コシノカンアオイはしっかりとした大きな花を咲かせていましたが、まだまだ咲き初めのようです。
すぐに山頂へ。ここからはずっと尾根伝いに進みます。
早速大きなブーケ状の雪割草を発見。大興奮です!
色の違う2つの株がまとまって大きなブーケになっています。
雪割草のそばにはきれいな椿も咲いていました。
薄いピンクのこの株は、細道の真ん中に咲いていました。
優しい色合いの五姉妹。枯葉をきれいにするのを忘れました・・・
葉っぱはたくさんありましたが、花があったのはここの2株だけでした。ショウジョウバカマの時期もなかなか見事な眺めになりそうです。
いつもうまく撮れないオウレン。これは少しはましな方。
フレッシュな白寄りの株。
こちらもフレッシュな薄桃色の株。
青の強い色合いの株。
紫の濃い花が緑と相まって美しいです。
村岡城址、六万部山と日当たりの良いところは見ごろの花があちこちに会って、とても華やかです。
前回のセツブンソウのような立ち方の桃色雪割草。
日本海が目の前の久田城跡まで歩きました。久田集落から南へと続く海岸線は、崖にへばりつくように家が並ぶ、独特の町です。
佐渡島は思いのほか近くに見えます。大佐渡山脈の雪もしっかりと見えました。何より佐渡との間の海が本当に穏やかで、気持ちの良い眺めです。
同じ道をたどって、あらためて雪割草を探しながら戻ります。
広角で撮ってみました。もう少し後ろを広く撮ればよかった。
早春の植物が、落ち葉を押しのけて咲く雰囲気が大好きです。
十分堪能したので、妙法寺に参詣してから、下山します。
まだ雪囲いが取れていませんでした。大きな屋根が立派です。
車に戻り、出雲崎の道の駅で遅めの昼食をとって帰路につきました。思いのほかスムーズで。18時過ぎには帰宅できました。
走行距離500㎞以上のなかなかのロングドライブでしたが、早春の花たちにたくさん出会えて、花旅としては大満足でした。