アンフォラのつぼ

花鳥風月の写真とクラシック音楽(特に小澤征爾)を追いかけています。

リフレッシュしたのか・・・?

シリア旅行から帰ってきました!
今回の旅行は、ずいぶん長く感じられました。
 
イメージ 1
ダマスカスのスーク
 
めずらしく途中でおなかを壊してしまい、
いまもまだ引きずってます。
連日の暑さにもやられてしまったようです。
 
それでもどうにかこうにか、見たいものを見ることができ、
無事に帰ってこられました!!
リフレッシュできたのかと言われると・・・・・。
とにかく疲れました(笑)
 
旅行記はおいおいまとめようと思いますが、
シリアを旅していろいろ感じることがありました。
 
混沌、雑然という言葉でも表せないほど、いろいろなものがミックスされている街でした。
歴史であり、宗教であり、人であり、生活であり、すべてが混ざり合って存在していて、
短時間の旅でしかないのに、誤解を恐れず簡単に言ってしまうと、無秩序な世界という風に映りました。
ただ、これは批判ではなく、必ずしも秩序だったことだけがすべてではないということ、
無秩序だからこそ、創造される文化があったこと、を知りました。
ローマ帝国の時代、シルクロードとして発展した時代、イスラム世界の中心としての時代など
長きにわたってさまざまなものを受け入れ混沌としてきた結果なのかもしれないですね。
 
さらに、このエリアは唯一神宗教(ユダヤ、キリスト、イスラム)を生みだした地域でもあります。
ひたすら暑い空気の中で、水もない砂漠を走っていると、
なにやら、唯一絶対の神を信じるという思想の一端が、分かった気がします。
むしろ、四季があり、自然豊かな土地だからこそ、
日本はさまざまなものに敬意を払う多神教になっていったんだなと、勝手に想像しました。
こういったことは、体験して考えることも大事なんですね。
そんなに簡単な答えではないとは思いますが。
 
 
とにかく、おなかのこともあり、今は日本に帰ってきてホッとしてます。
ゆっくり写真を眺めながら、思い出に浸りたいと思います。
 
 
あ、そうそう。
帰ってきて、まず確認したのは鳩山総理の行方だったんです。
そしたら案の定、おやめになっていたのですね。
すでにマスコミでは辞めた経緯や批判は全くしておらず、
あたらしい組閣のみに話が進んでいて、移り変わりの早さに驚きました。
日本もやや無秩序っぽいかな?