コハマギク（小浜菊）

科名：キク科キク属

学名：Chrysanthemum yezoense

草丈：10～50cｍ

2010年11月7日　茨城県日立市

北海道から茨城県北部の太平洋岸に生える野菊の仲間。ハマギクとおおよそ同じところに分布しているが、花の大きさと、茎が木質化しないこと、葉の形がさじ形なことで区別できる。ぱっと見た印象でも、ハマギクより少し弱々しい印象がある。

今年はじめて、コハマギクを探してみようと思い、海岸に出かけた。ハマギクに比べると、茨城県の海岸では圧倒的に少ない。見つけた株の傾向としては、ハマギクより少しだけ内陸側で、あまり風当たりの強くないところにあるような気がした。写真には少しピンクがかった個体も写っていた。こういったのをみつけたのも初めてだった。

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