アンフォラのつぼ

花鳥風月の写真とクラシック音楽(特に小澤征爾)を追いかけています。

広東省世界遺産弾丸旅行【その1】

2月末に4日間という日程で広東省に行ってきました。

突然の思いつきでしたが、期限切れ寸前のマイルがどうしてももったいなかったこと、
期限切れ寸前の休暇が何日分かあったこと、
その2つがあり、特典航空券をチェックした結果、空いていたのが広州便。
ということで、広東省行きと相成りました。

広州近辺には、前から行きたかった世界遺産の開平の望楼群があります。
調べていくうちに、2010年二自然遺産に登録された「中国丹霞」のひとつ、丹霞山があることが分かりました。
こちらについては近頃の新幹線を利用すれば、わりと短時間で行くことができることが、
調べていくうちにわかってきました。
ということで、以下のような日程で旅程を組み、行ってきました。
ちなみに、全日空の広州便は夕方発の夜着、そして帰りが朝発の昼着なので、
なかなか時間がありません・・・。


2013年2月
23日(土) 成田空港から広州へ移動
24日(日) 広州から丹霞山日帰り観光
25日(月) 広州から開平日帰り観光
26日(火) 広州から成田空港へ帰国


いろいろと複数の情報をあたることで、ある程度の計画を立てて行きましたが、
やはりまだまだ情報の少ないエリアです。
ただ一人の日本人にも合わないという、世界遺産の場所としてはなかなか稀有な状況でした。
(シーズンの問題もありますが)
そこで、いつもブログで書いている以上に詳しく記録を残しておくことで、
今後行かれる人の役に立つのではないかと思い、
今回は少し詳しく旅行記を描いてみようと思います。

たった4日間のことにしては、時間がかかるかもしれませんが、お付き合いください。


ということで、まずは成田空港から広州へと向かう1日目です。



2013年2月23日(土)

家を出たのは14:30。
早くなったスカイライナーで15:45には成田空港第一ターミナルへ。
機材準備により定刻17:10のNH933は、やや遅れの17:20に出発。
イメージ 1

広州白雲国際空港には21:45に到着。
到着が遅いのもこの全日空便の特徴ですね。
ちなみに乗っているのは8割が中国の方でした。
中国国際航空、シンセン航空のコードシェアだったかも)

ここからの移動は、バス、タクシーもありましたが、できて間もないという地下鉄での移動としました。
これが大正解!
何と言っても早い、安い、きれいの三拍子。
しかもわかりやすいときてました。
地下鉄のルートを書いておきます。

まずは到着ロビーから「地鉄」の案内に従って地下に下りていきます。

イメージ 2

急にUターンするところが分かりにくかったですが、基本的には下るエスカレーターに注意していればよいと思います。

イメージ 4
荷物を持った地元の人たちが向かう方向です。

イメージ 5
駅の名前は「機場南」。
字は中国の簡体字ですが、だいたい分かります。
今のところここが始発なので、方向も迷うことはありません。

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ここが曲者です。
この自販機ですが、5元、10元札しか受け付けませんし、おつりがない場合は紙幣を受け付けません。
表示が書いてあるのですが、最初は運をまかせて行くしかないでしょう。
だいたい、入国したばかりなので、普通は細かいお金がないですよね。
ひとつ前の写真の窓口で両替してもらえました。
たぶん切符も帰るのですが、言葉が・・・。
ちなみに券売機の画面はとてもわかりやすいです。
路線図が出ていて、行きたい駅をタッチすると金額が出てきます。
中国語が読みづらければ英語にもできますが、日本人の場合もっと分かりにくくなるかも。
ちなみに、私は町の中心部の「紀念堂」という駅まで行きましたが、7元でした。

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こちらが切符替わりのトークン。
これを最初はsuicaと同じようにかいさつにかざします。
下りるときはかざすのではなく、貯金箱の口のようなところに入れます。
実に簡単です。

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東京の南北線のような地下鉄。
本当にきれいです。

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表示は電光でわかりやすく、今どこにいるかが一目でわかります。
少なくとも空港に行くこの線では私の見た車両はすべてこれがありました。

イメージ 10
空港線だけあって、荷物置き場も充実です。
日本の地下鉄は近頃くらいですが、こちらは明るく、なんとどこでも3Gが使えました。
進んでます!
強いて言うなら、席がステンレスのままなので、偽っちり座っていないとお尻が滑ります・・・。

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こちらが紀念堂駅です。
駅自体もとてもきれいですね。

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今回は、事前に調べた翌日翌々日の動き方で最も便利と思われた紀念堂にホテルを探しました。
駅から100mほどのところにあってとても便利な中国のビジネスホテルチェーン、
錦江之星 広州中山紀念堂店に宿泊。
正直、可もなく不可もないホテルですが、弾丸ツアーには充分です。
3泊で10000円ちょっと也。
エクスぺディアを利用しました。

というわけでホテルに着いたのは23:00。
明朝は早起きなので、早々に就寝です。

次回は新幹線に乗って広東省北部を目指します。