美しい日本の秋を感じる風景に出会えた
毎年恒例行事に長野県小諸に向かった。
いつも決まった道のりを行くところなのだが、今回は台風の影響で通れない道があり、そのために東御市を走ることになった。
あえて選んだ集落の道を進むと、「歌舞伎舞台」の看板が目に入る。
ここにも農民歌舞伎があるのかと、道端に車を停めて舞台を見に行った。
車の通らない道を丘に登るように歩いていけば、ちゃんと神社にたどり着く。
秋真っただ中の里山。
沈みかけた太陽の光が、余計に彩を加えてくれる。
市の文化財になっている歌舞伎舞台は、今年で202年目。
シンプルに見えるが、回し舞台やせり上げを備えているものだそうで、春に公演が行われるとのこと。見てみたい!
小高い神社から見下ろす里の風景が何とも言えず日本的で美しい。
石段も古いままに残されていて、里の神社はかくあるべしといいたくなる。
偶然出会えた風景。良い旅になった。