瑞兆の彩雲がキジの夫婦を連れてきた
毎度のルーティンで野菜の買い出しのあとで、麦畑に住んでいたキジの様子を見に農地へ。
麦が刈り取られてからは姿を見せなくなっていたので、期待はしていなかったのですが、鳥を見つける前に彩雲を発見。
筋雲がきれいに彩られていました。
雲の流れとともに彩雲が消えかかったので、少し進んだ広場でUターンをしていると、
なんとすぐそばに、キジを発見!
麦の刈り取りの後で、少し移動していたようです。
彩雲は瑞兆といいますが、まさに!
尾羽の様子から、いつも見ていたキジ君です。
なんと、今回は女連れです・・・。
これまでは単独だったので、その後見つけたのでしょうか。きれいなメスです。
メスが先を歩き、そのあとをオスがゆっくりと追う展開。
その後日陰で休憩。車から出ないで少しずつ移動して撮影。車だと逃げられないので便利です。はじめてつがいを同じ画角に収めることができました。
並べてみると、同じ鳥とは思えないほどの色合いの違いです。
この後ヒナが生まれるでしょうか。楽しみに見守りたいと思います。
水戸室内管弦楽団第107回定期演奏会
2021年6月5日(土) 水戸芸術館
エルガー:序奏とアレグロ 作品47
ボイエルデュー:ハープ協奏曲 ハ長調
ハープ独奏:吉野直子
(アンコール)アッセルマン:泉
マーラー:アダージェット(交響曲 第5番 嬰ハ短調 より 第4楽章)
モーツァルト: 交響曲 第35番 二長調 K.385 〈ハフナー〉
水戸室内管弦楽団(指揮者なし)
今年初めての水戸、そして実演の演奏会も今年初となりました。見慣れた芸術館も、なんとなくコロナの影響により緊張感が漂っていました。
水戸室内管弦楽団の演奏会は、指揮者なしのプログラム。観客は前回よりは少し多めに入れていますが、2人座って1人分間に空席を挟みながらという席配置です。
メンバーはいつ門顔ぶれだけというわけにはいきませんが、多くのメンバーが集結してくれたことには感謝です。外国からの方もいらっしゃるのでしょうか。
エルガーは、4名の弦楽四重奏と弦楽合奏の協奏曲のような曲で、四重奏(竹澤、豊島、原田、川本)とチェロパート以外は立って演奏という趣向。
初めて聞いたが、濃厚さと明るさの交じり合った良い曲でした。
ハープ協奏曲は、「フランスのモーツァルト」と呼ばれるポイエルデューという人の作曲。軽やかで貴族のサロンにでもいるような、なんとも美しい作品。
ハープの音量はもちろん弦楽器群にはかなわないと思うのですが、うまくバトンタッチしながら、曲が進みます。芸術館の距離感もとても良いと思いました。
アンコールの「泉」という曲ははハープの独奏。あまりにもきれいな曲で、心が浄化されました。ハープの曲としてはとても有名破局のようです。
後半は個人的に一番聞きたかった、マーラーのアダージェットから。水戸室内管弦楽団の初期のCDで聞き馴染んでいる曲です。
あまりにも甘美な世界と、ハープらコントラバスからなる弦を弾く音の絶妙な組み合わせで、陶酔の世界へと誘われました。どうしたらこういう曲を思いつくんだろうと・・・。
最後の音が本当にきれいに静寂へと消えていき、会場が無音の音に包まれたのが印象的でした。少しだけ早めに拍手が起きてしまいましたが、その拍手も雰囲気の中で途切れ、再開された静寂。そして由美が下ろされた瞬間、会場全体から空気が弛緩したようなため息とともに拍手が鳴り響きました。
いつも思いますが、MCOは、楽団、会場、観客が一体となって作り上げているなあと痛感しました。
最後は指揮者なしでのハフナー。2012年にサントリーホールで聞いて以来です。モーツァルトの素晴らしい世界がきらびやかに演奏されました。
水戸室内管弦楽団、そして芸術館は、どんな時でも完璧なコンサートを提供してくれることを、しみじみと思いながら、そしてずいぶん前に聞いたコンサートなんかのことを思い出しながら聞いていました。
水戸の町は住んでいたころから20年以上が経過し、一気に変わろうとしていました。芸術館の周りも工事が進んでいます。ちょっと残念な気もしなくはないですが。
また10月のコンサートを楽しみに水戸に来たいと思います。
そして、年4回の通常サイクルに戻ることを楽しみに待っています。
躑躅花繚乱の奥日光中禅寺湖北岸ハイキング
2021年5月29日(土)
緊急事態が延長になってしまいました。とはいえ、今のところは感染者もそこそこに抑えられているようです。
しっかりと感染対策をしたうえで、家族以外の接触をできる限り少なくする前提で、前回同様ハイキングに出かけました。
朝食昼食は調達したうえで、完全マイカー移動です。
今年はどうもツツジが当たり年とのうわさがあるので、16年ぶりにシロヤシオが具生する中禅寺湖を目指しました。
中禅寺湖北岸にそびえる高山と北岸の歩道を巡るコースとし、湖岸に近い竜頭の滝臨時駐車場に車を停めました。
早速ヤマツツジが出迎えてくれました。
トウゴクミツバツツジが彩る竜頭の滝。朝早くからカメラマンさんが何人も三脚を構えていました。
竜頭の滝を上まで登っていきます。トウゴクミツバツツジは上も下もちょうど見ごろです。
雄蕊を数えてみると10本でした。まぎれもなくトウゴクです。葉を開く前に花が満開になっています。
滝を登り切って橋を渡り、登山口へ向かいます。
立派な看板のある登山口には、鹿よけの柵と扉が設置されていました。
気持ちの良い森の中の道を進みます。足元には小さな花がちらほら。
すぐさまシロヤシオの花が現れました。ここから尾根に出るまで途切れることなくフレッシュな花が見られました。
尾根に出ると、シロヤシオだけでなくアズマシャクナゲの大木が。花はピークを過ぎているようでしたが、まだまだきれいな状態です。
木々の間から中禅寺湖が見えました。あまり見える場所は多くありません。
反対側は戦場ヶ原と男体山がありますが、こちらもあまりすっきりとは見えません。
思いのほか時間がかかって到着です。広めの山頂には15人ほどがくつろいでいました。
山頂にご褒美のように満開のツツジがありました。皆さんここで写真を撮っていました。
山頂から西へと下る道を見下ろすと、満開のシロヤシオが延々と続いていて、ちょっと感動ものです。
下り始めると、目線の先に花がないところはないのではないかというくらいに、シロヤシオ、ミツバツツジが続きます。
ミツバツツジは少し遅めなので、散っているものも多かったですが、山の上ではちょうど競演となりました。
咲きたてのフレッシュな花がなんとも美しいです。白い花が緑の中にあると、写真ではあんまり目立たなくなってしまいますが、目で見るときれいに見えるのが不思議です。
湖畔近くまで来ると、足元にクワガタソウが増えてきました。
熊窪まで下りてきました。湖畔にズミが咲き始めています。
プライベートビーチ感のある熊窪の浜。ここでランチです。
ここから駐車場に戻ることができますが、足を延ばして千手が浜を目指すことにします。
千手が浜まで来ると、男体山が姿を現します。中禅寺湖らしい風景が広がります。
人気のない浜で眺めを堪能しました。
登ってきた高山も見えています。花があんなに咲いているとは、ここから見てはわかりません。
千手が浜の南側に仙人庵というところがありました。個人の建物で、素晴らしい庭を営んでいらっしゃり、その庭を開放しています。
クリンソウの名所と聞いていましたが、さすがに早かった。それでも美しい庭はとても気持ちが良いものでした。
中禅寺湖北岸を東へと歩き、駐車場まで戻ります。山麓はヤマツツジがフレッシュでした。
アズマシャクナゲ→トウゴクミツバツツジ→シロヤシオ→ヤマツツジと続いているようで、歩いたおかげですべてのツツジが見られました。
またまた秘密のビーチ。流木が絵になります。
昼を過ぎて、雲が厚くなってきました。でも雨はまだ降らなそうです。
ゴヨウツツジの名前の通り、5つの葉が出ていました。
湖畔では盛りは過ぎたようですが、滝のように花が咲き乱れています。
名残惜しいところですが、菖蒲が浜の手前で、駐車場に戻ってきました。
葦はパンパンです。
早速車に乗って、近くにあるクリンソウに寄り道。
きれいに咲いていました。
楽しい躑躅三昧ハイキングは終わり、一路家へと急ぎ、何とか明るいうちに帰宅することができました。
田んぼで行く春を楽しむ自然観察
今日は午前中の買い物がてら、冬に教えていただいたタマシギという鳥を観察しに、出かけてみました。
気持ちの良い田んぼの風景が広がっていました。
鳥を見つけるのは本当に難しいのですが、カメラマンさんが数人いらっしゃるのが見えました。ほっと一息で、その場へ向かいます。
いました。
なかなか剽軽なお顔で、瞼にいたずらで書いた目のような不思議なお目目です。
かわいいというわけではありませんが、なかなか個性的。
こちらがメスなんだそうです。
手前に静かにたたずむオスです。こちらはいかにもシギの雰囲気で、地味です。
オシドリとは真逆で、雄が地味。そしてオスが子育てをするのだそうです。
どうして仲間たちと違う行動をするのでしょう。不思議です。
目的を果たした後の田んぼ歩きは足が軽くなります。
これぞ揚げ雲雀。美しい声を響かせていました。
ヒバリの美しい声を久しぶりに聞きました。実家の前の公園にはヒバリの巣がありました。久しぶりにそんなことを思い出しました。
群馬で静かに花めぐり
2021年5月3日(月・祝)
緊急事態宣言だのと言っている中ではありますが、大型連休に体をぐたっとしているわけにもいかず、原則として現地の方と接触を極力避ける日帰り山歩きを敢行しました。
行先は谷川岳一の倉沢です。
昨年も歩いたばかりですが、新緑と植物、絶景を楽しむことができるようなので、行ってみました。本来は通行止めの期間中であり、自己責任での行動となります。落石や雪崩の危険性のある沢筋などは、特に注意を払いながら、歩いてきました。
早朝家を出発。朝食を現地で調達しないように、おにぎりを作っていきました。
9時過ぎには、谷川岳ベースプラザへ到着。
ハイキングや観光の人たちが、それほど多くはありませんが、来ていました。でもどこもガラガラと言っていい感じです。
まだ前日からの風が残っていて、かなり肌寒い空気でした。
ロープウェイは強風の中動いていましたが、その後上りの乗車は止められたようです。
登山指導センターのところで通行止めとなっています。引き返してくる方もいらっしゃいましたが、先へ進む方もそれなりに。
ブナの新緑がきれいな道です。
道端にまず咲いていたのは、スミレサイシン。高尾で見るナガバノスミレサイシンの日本海型です。
早速山肌にイワウチワが群れていました。イワウチワは、この頃はイワウチワ、コイワウチワ、オオイワウチワと分類がされているそうで、おそらくこれはオオイワウチワです。しっかりと大きな葉と、5cm近い大きな花が咲いています。
上の方にはもっとたくさん咲いています。すごい量です。
ツツジの花びらが道端の落ちていたので上を見てみると、はるか上にシャクナゲの大木が花を咲かせていました。
道沿いには1本もないのに、上の方には何本も咲いていました。望遠でようやくその姿がとらえられました。
輝くような緑の中の道ですが、時折強風が吹くので気を抜けません。
まずはマチガ沢に着きました。時折青空がのぞきますが、谷を下る風が強く吹いていました。雪と岩の絶壁が、谷川岳の山頂まで続いています。圧倒される山岳風景です。
マチガ沢を後にして、一の倉沢に向かいます。
ブナにはたくさんの実がなっていました。これは熊さんの好物です。
ショウジョウバカマもどんどんと増えてきます。イワウチワと混ざって咲いているところもありました。
一の倉沢に近づくと、一段と強い強風が吹いていました。谷にぎっしりと雪が埋まっています。圧倒的な風景です。
沢を横切るところは、雪の大谷になっていました。5mほどはあるすごい雪です。ここが最終目的地で、雪の上で少し遊ぼうかと思っていましたが、なんとここでいきなり雨が降り出しました。山の天気は変わりやすいものです。
仕方なく、早々に戻ることにしました。
戻り始めるとまた雨がやみました。もしかしたら、一の倉沢でだけ雨が降っていたのかもしれません。
帰り道も花を観察しながら戻ります。雨はやみ、また日が差してきました。
イワナシは1株だけ気づきました。
エンレイソウは咲き始め。しっかり葉が開いた状態のものはまだありませんでした。
自分では全く気づかなかったのですが、花目の利く娘がこの花を発見しました。ウスバサイシンかと思いましたが、このエリアのミクニサイシンという種類のようです。
うっすらと青みがかったキクザキイチゲ。
スミレサイシンのきれいな株にも出会いました。
若々しいシダの芽吹きです。
往復2時間30分でベースプラザに戻ってきました。手ごろなハイキングでした。
まだお昼なので、次の場所へ移動です。
せっかくなので、土合駅のもぐらトンネルだけちらっと娘に見せたところ、下に降りたいと言い出しましたが、なんとか思いとどまらせました。
土合駅や隣のドライブインは、結構な人出でちょっと意外でした。
スーパーで昼食になるものを買って、玉原高原までの移動の車中で食事をとります。
ちょっとわかりにくいところですが、小さな看板が道路沿いに出ています。特に駐車場はありませんが、まだ冬季閉鎖中の道なので、路肩に停めて木道へ。すぐに自生地に着きました。
この寒さで少し霜に当たったのか、傷んでいるものも多かったですが、おおむね見ごろでした。
誰もいないところでゆっくり写真を撮っていましたが、その後数組見学に来る人がいました。
まだもう少し時間があるので、玉原湿原のミズバショウも見てみることに。
玉原高原センターハウスから少し歩くと、ぶなのわき水があります。娘はわき水好きなので、行きも帰りも味わっていました。
ここに来る手前の自然観察センター近くで小雨が降ったので、ちょっと立ち寄りました。とても面白い植物や菌の話をしていただきました。
その際、この数年玉原湿原のミズバショウは、シカに葉を食べられてしまって、全く大きくなれないという話を聞きました。
さて、どんなものかと思って見に行ってみると・・・
なるほど、ミニミニミズバショウです。これではちょっと見ごたえがないですね。
いろいろと対策はしているようですが、なかなか難しいようです。
今回は時間も時間なので、ミズバショウだけ確認して駐車場へ戻りました。
帰りがけに玉原高原にあった強清水の滝を見学して(道路わきですが)、帰路につきました。
いつもの昭和村で野菜調達も忘れずに。さすがに遅い時間だったので、あまりありませんでしたが・・・。
安倍川を遡行して、浅い春を楽しみました
2021年4月25日(日)
少し遠出の山歩きに行ってきました。
目的はキバナハナネコノメです。関東では見られない花なので、楽しみにしていました。
行先は静岡市です。南北に流れる安倍川の最上流部まで、市街地からは40㎞以上。梅ヶ島温泉からは林道をさらに登って安倍峠まで本来であれば行けるのですが、今は19年の台風の影響により通行止め。なので、温泉の少し上から登山スタートです。
登山口には市街地ではもうすっかり終わってしまった桜が満開。山は早春の装いです。
早速登山口には緑色が美しいホソバテンナンショウが咲いていました。スルガテンナンショウかなとも思いましたが、真ん中の棒の形が違うようです。
歩きやすい道が続いています。
林野庁がしっかりと手入れをしている展示林とかで、実に美しい杉林です。
遠くまで見通すことができました。
トウゴクミツバツツジと思われる紫色のツツジが、美しく咲いています。
1時間ほど急な坂道を登りきると、林道の駐車場に出ました。クロモジが花を咲かせています。
ここから少し林道歩きです。
林道から安倍峠の旧歩道へと入ります。安倍川の最上流部を遡行する道です。
歩道に入ってすぐの沢筋から、早速キバナハナネコノメを発見しました。
全く見たことのない花との出会いは、興奮します。
湿った岩の上やざれた河原に点々と生えていました。
トウゴクサバノオかと思いましたが、ツルシロカネソウでした。ずいぶん花が立派です。
1mほどの川幅の清流を何度か渡渉しながら進みます。
またまたネコノメソウの仲間、イワボタン。なかなか目立つ色。
実はよくいるとハナネコノメのような花が付いています。なかなか美しい。
きれいな花の前で、昼食にしました。
これってかなり薄いけど、シロバナハナネコノメとの雑種?だったりすると嬉しいんだけど、さてどうでしょう。
花弁は黄色い部分。とても繊細な花。
またまたネコノメソウのお仲間。多分ツルネコノメソウだと思いますが。
音もなく飛び回る鳥がいました。後で調べるとカワガラスでした。初見です。
流れはかなり細くなり、水音も静かになります。緩やかな谷間を静かに流れます。こういう雰囲気の場所は初めてです。
峠の手前に、静岡市水源地の立て看板がありました。ここが安倍川の源頭部のようです。
もう流れていない水たまりがありました。みずは石の間を抜けて下流へと下っているようです。水が湧いているところがどこかにあるとは思いますが、よくわかりませんでした。
水が途切れてからもしばらく緩やかな谷間の道が続き、ほぼ平坦になったあたりで安倍峠に到着です。古い石仏が置かれていました。
少し上を走る林道に出て、道を戻ります。この後八紘嶺を目指す予定でしたが、天候が悪くなり、ぱらぱらと雨模様になったため、ここから引き返します。
林道から登山道へと入り、少し道が不明瞭なところもあったりして時間がかかりましたが、ほどなく正規の道へ。
サクサクと下山し、15時には登山口に戻りました。
梅ヶ島温泉は、安倍峠への道の最奥に位置する静岡の奥座敷です。安倍川の清流に沿って、道があり、その道に5件ほどの旅館が並びます。
一段上にも数件の旅館があり、バスの終着点になっていました。
一種独特の風情のある温泉です。
今回宿泊したのは、泉屋旅館。リーズナブルに濃い温泉を楽しめました。
お湯のふるさと公園として整備されている安倍川の対岸には、かつて公共の温泉施設があったよう。移設したあとで、公園となっているが、その裏手の滝のあたりが、梅ヶ島温泉の源泉地帯となっていて、何本もの源泉がありました。これらが各旅館に送られているようです。
公園ではクリンソウが見ごろを迎えていました。
公園から見る温泉街。
安倍川の上流部を望みます。まさにこの川の最初の一滴まで行ったのかと思うと、感慨深いです。
翌朝、宿の窓から見える山は新緑で染まっていました。
手作りのわさび漬け屋さんに寄ってみました。これ以外にもいろいろと手作りをされているようで、氷代わりに沢の水を凍らせたペットボトルを頂きました。
溶けてからも清水を楽しめるという、なんという素晴らしいサービス。
静岡市街まで下り、安倍川つながりということで、安倍川餅を頂くことにしました。
とろとろのおもちをあんこときなこでいただきます。
右はわさび醤油でいただくからみ餅。これはお店でないと味わえない逸品です。
風情のある店内です。朝一番なので、お客さんには会いませんでした。
こちらも市街地にある登呂遺跡。教科書で知っている有名遺跡なので、ちらっと寄り道です。
最後は静岡の名店さわやかのハンバーグを頂きました。なるほど、とてもおいしいです。
静岡市のちょっと変わった旅、山歩きは勿論ですが、久しぶりに武蔵を出て異国の空気を吸うことができました。
貴重な植物を見つけに行ったら、団子に出会った
今日は買い出しのついでに、チョウジソウが咲き始めていないかと、秋ヶ瀬公園に行ってきました。
昨日の雨でいたるところが湿っていて、池の水もずいぶん増えていました。
そこに春色の木々が美しく映っていました。
しっかりと葉を広げたカントウタンポポ。
森の中を探してみましたが、チョウジソウは残念ながらまだつぼみのようでした。
帰ろうとしたところに、カメラマンの人だかりが。
なんとエナガの子供たちがたくさん押しくらまんじゅうをしていました。
カメラマンさんが言うには「エナガ団子」というらしいです。
こんなところで団子に出会えるとは。
来てみるものです。
桜草公園の方のチョウジソウは、日当たりが良いので咲いているのではないかと、寄ってみました。
案の定咲き初めのきれいな状態でした。前からここにあることは知っていたものの、花を見るのは初めてでした。日本の野草では珍しい雰囲気の花でした。
キョウチクトウ科とのことですが、ちょっと花の造りが見たことのないものでした。
桜草公園のあちこちに咲いていました。
ボランティアの方に、こちらも絶滅危惧種であるマメ科のレンリソウを教えていただきました。
こちらも初見。
今日は、小一時間の散策で絶滅危惧種を2種類も見ることができました。