⑪ヴァレッタ散策・そしてキプロスへ【マルタ・キプロス旅行記】
2015年11月4日(水)
マルタ滞在の最終日。昼過ぎには空港へと移動をしなくてはならないので、半日の観光。
なので、最後にじっくりヴァレッタとその周辺を回ります。
早起きをして、スリーマとは逆方向の湾を挟んだ対岸にある、スリーシティーズの1つセングレアを目指しました。
セングレアのバス停からこんな路地が続いています。この先っぽに公園と見張り台があって、そこからの眺めが抜群です。
海に向かって路地が坂道となっています。なんとも雰囲気が良い。
岬の突端の見張り台です。マルタのガイドブックには必ずと言っていいほど掲載されている建物です。右に耳、左に目が彫刻されています。向かいに見えているのはヴァレッタの町で、その間がグレートハーバーです。
ハーバーには巨大な客船が停泊中でした。滞在中何回か見ましたが、毎回違う船でした。
地中海クルーズのメッカらしい光景です。まるで動くビルディングですね。
グランドハーバーも狭いように見えてこれだけの船が入港できるところがすごいです。
セングレアから小さな湾を挟んだヴィットリオ―ザの突端にある聖アンジェロ砦。
ここで勝利したことが、今のマルタを作ったようなおのなので、かなり重要な場所ですね。
穏やかな海と堅固な要塞都市。
眺めを堪能して、ヴァレッタに戻ります。
ヴァレッタの大通りであるリパブリック通り。この人出! 毎日早朝に出ていってしまっていたので、わからなかった。これはすごい。
mアルタ騎士団(聖ヨハネ騎士団)の紋章であるマルタ十字。8つのとんがりはそれぞれ8つの言語を持つ騎士館を表しているとか、守らなくてはならない8つの決まりを示しているとか、まあいろいろ。
中は本当に豪華絢爛。主となるこの空間の左右に、それぞれ8つの小さな礼拝堂があります。それぞれお国の風情が凝らされていて、こちらもまた豪華。
天井絵も豪華。
フランスの礼拝堂には、ブルボン王朝のユリの紋章とマルタ十字が。
じっくりとマルタ騎士団を堪能し、最後にお土産探しうろうろ。
日本で情報を仕入れていた、マルタ伝統の銀細工、フィルグリーのお店へ。
日本のテレビや雑誌に出ているお父さんがまさに手作りしていました。日本語の雑誌もしっかりおいてありました。
さあ、マルタの最後の最後。最高の見晴らしを誇るアッパーバラッカガーデンで、12時の大砲を見に行きます。
海を挟んで、右手が先ほど眺めを堪能したセングレア。左の岬が聖アンジェロ砦。
12時ちょうどに腹の底から響く大砲が鳴り響きました。マルタに別れを告げる大砲です!
さてホテルに戻り、来た時に頼んだ送迎サービスの帰り版の赤い車が待っていました。
猛スピードの車に乗って、空港へ。