アンフォラのつぼ

花鳥風月の写真とクラシック音楽(特に小澤征爾)を追いかけています。

⑫キプロスへ【マルタ・キプロス旅行記】

なんてこった。もうそろそろ1年が経つ・・・。
旅行記がこんなに終わらなくていいんだっけ?

2015年11月日(水)

マルタ空港から地中海をひとっ飛び。
キプロスへとやってきました。
来るときもキプロスのラルナカ空港経由だったので、2度目といえば2度目。ここで飛行機を降ります。

今回の旅は、偶然にもイギリスの統治を経験した2つの国。キプロス島には、北側をトルコ側が占拠している北キプロス共和国と南側のキプロス共和国がありますが、実はイギリス領も一部残っているのです。
どちらの国も日本と同じ右ハンドル左車線で車が走るというのも、共通点です。

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そんなわけで、バス便なども不便そうなキプロスでは、rent-a-carを借りることにしました。
日本と同じなら運転もしやすいし。

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空港にはレンタカー会社が並んでいます。そして外にはぎっしりとレンタカー。
私たちには慣れた右ハンドルですが、よく考えれば、ヨーロッパの大半の国の人からすると、逆なんですね。

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これが借りた車。
レンタカーはナンバープレートが赤。
赤のプレートを見れば、みんなが気を付けてくれるというわけ。
これももしかすると左車線走行になれていないバカンス客が多いからかもしれない。
でもこのプレートの色分けはいいアイディア。日本でもやればいいのに。

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さっそくラルナカの町へ移動。車で15分ほど。
ライトが付けられないところからいろいろと緊張が始まったけど
難なく到着。
ラルナカでは中央部にある聖ラザロ教会のそばにホテルを取った。

ここで大きなトラブル発生。
ホテルに人がいない。そしてホテルに入れない・・・
待つこと15分ほどで偶然宿泊客が来てくれ、いったん赤へ。そこからいろいろ考えたが、誰もいないので部屋には入れない。
どうしたものかと思っていたら、宿泊客の方がメールをチェックしろとアドバイス
良かった。ルーターを持っていて。
メール見ると、なんと建物の外のキーボックスに入れてあるので、自分で取るようにとのこと。
それは出発前に行ってほしかった・・・
まあ、ともかく無事に部屋に入れた。1泊3000円。
夕飯はギリシャ料理。久しぶりのムサカ!

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部屋からは聖ラザロの遺骨が納められている教会が良く見えました。

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翌朝は早い出発。
でも予定より早く起きて、少しだけ街の散策。
教会の前から海まではほんの5分ほど。

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これが教会の前のわれらがホテル。下は不動産屋で、そこがフロントいなっている。
兼業なのね。

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ちょうど日の出。この先には内戦に揺れるシリアがある。

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海沿いにはラルナカ城。

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エスのお友達だったというラザロは、キプロスの最初の司教になったとか。
入れないのが残念。
(実はこの2日後に入ります)

さあ、朝の散歩は終わり。
今日はキプロス中央部にあるトロードス山地を縦横無尽に走り、
世界遺産に登録された10の聖堂をすべて巡ってしまうという計画。
どうなることやら。

今回はここまで。