③ヴァレッタ散策その2【マルタ・キプロス旅行記】
2015年10月31日(土)
ヴァレッタ初めての夜、薄暗くなってきました。
前回の続きです。ちょっと間が空きすぎ・・・ってか年が明けてしまいましたが。
では気を取り直して。
だんだんと薄暗くなるヴァレッタの町をうろうろしていて、坂道の多さにへとへと。
アーチ状の構造物の先に、グランドハーバー越しのスリーシティズ(騎士団時代の古)が見えます。
この時間では人はまばらでした。
砲列の先に見えている入江が、この丸太の歴史的大事件の舞台です。
左手の半島が聖アンジェロ砦。騎士団が初めに砦を築いたところです。
右手はセングレアの岬。
複雑の地形を生かして、オスマントルコとの大攻防戦を守り切ったんですね。
t医仲介のど真ん中にあるマルタには、クルーズの大型船が毎日寄港しているようでした。
この日はこの巨大なマンションがそのまま浮かんでいる追うな客船。
湾が狭く見えるほどです。
アッパーバラッカガーデンにはエレベーターがあって、一気に海岸の高さまで降りることができます。
この切通のようなところは、岬を防衛するために作られた人口の濠です。
この深さを掘り下げるとは大変な労力。
いかに防衛が大事だったかということがわかります。
再度アッパーバラッカガーデンに上り、バレッタの町の中心へと戻ります。
初日の最後は、国立考古学博物館へ。
その巨石神殿の遺物が保存、展示されています。
kおのレリーフは、鹿でしょうか。
とても生命力のある彫り物です。
ピラミッドよりも古い時代のもののようです。
これがこの博物館の至宝、「眠れる女神像」です。
世界遺産のハル・サファニエリの地下神殿から発見されたものです。
実は10㎝ほどしかありません。
薄暗い部屋でじっくりと見ていると、なにやらちょっとぞっとしてしまうような感じがしました。
歴史の重みってやつでしょうか。
夕飯を食べてホテルに帰り、次の日に備えました。
次の日は古代遺跡を訪ねます。